ビジネスでは、先行者利益についてよく耳にします。最初に行動した人が有利になるということです。これは、最初に行動することが大きな強みとなるインターネットの最前線では、確かに当てはまります。未開拓の領域に足を踏み入れれば、競争相手はいません。好きなだけ場所を確保できます。
後から参入する人は、この利点を奪われます。競争が激しいため、無理をして懸命に働かざるを得ません。先に参入した人ほど市場を獲得することはできません。
しかし、先行者利益はあるとしても、遅すぎるということはないと私は思います。
後発で参入するのは困難です。追いついて勝つのは簡単ではありません。先に参入した人たちよりも多くの努力を払わなければなりません。しかし、戦略を練り、うまく実行すれば、革命を起こすきっかけになれます。
楽天市場は先行者ではありませんでした。インターネット上のショッピングモールというモデルは過去のものだと誰もが考えていた時期に、私たちは市場に参入しました。世界各地に事業を拡大している今も、多くの国ですでに私たちと似たサービスが存在する状況に直面しています。各市場の先行者に対して、私たちは常に不利な立場にあります。しかし、恐れてはいません。参入は遅かったかもしれませんが、戦略を実行する準備はできています。
ビジネスにおいて、遅すぎるということはないと私は固く信じています。今、まさにこの瞬間に始めれば、世界に不可能なことは何もありません。
本記事は、 LinkedInとの共同制作により公開されています。記事の公開は、世界経済フォーラムが見解を支持することを意味しません。
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著者:Hiroshi Mikitaniは楽天株式会社のCEOです。
画像:2008年6月27日、東京の駅構内を歩くビジネスマン。REUTERS/Yuriko Nakao。

