最近、2か月間キャリアコーチと一緒に取り組みました。コーチングチーム「Pivot」のレベッカ・フレイザー=スリルです。
2週間に一度、フレイザー=スリルと電話で話し、目標やそこにたどり着くための計画、彼女から課された課題の進み具合について相談しました。
コーチングを受けて得た最も重要な気づきを振り返ると、最初の電話で交わしたある一言が際立っています。
まず背景を説明します。私はフレイザー=スリルに、いずれ『ビジネス・インサイダー』のシニア記者になりたいと話しました。その目標を達成したらどんな気持ちになるかと聞かれ、私は、特定のニュース記事やインタビューに取り組むのに自分がふさわしい人間だと、もっと自信を持てると思うと答えました。
数分後、フレイザー=スリルは、シニア記者の肩書きを得るためにどんな節目を達成する必要があるかと尋ねました。私は、インタビューの設定にもっと積極的に取り組む必要があると答えました。
フレイザー=スリルは、私の話したことを簡潔な一文にまとめて返してくれました。「シニア記者の立場に就いていたら、自信がついて、インタビューのために人々に連絡を取ることにも、もっと自信を持てるはず。でも、それこそ、あなたがそこにたどり着くために必要だと話していることなんですよ」
なるほど。
「『なりきれば実現する』という考えを全面的に信じているわけではありません」と彼女は続けました。「でも、ときにはそうであるかのように振る舞わなければならない、という面もあります」
つまり私は、誰かに正式にシニア記者に任命されるまで、より大きな責任を担うのを待っていたのです。けれど、より大きな責任を担えると示さない限り、誰も私にその肩書きを与えようとさえ考えないでしょう。
フレイザー=スリルがこのつながりを明確にしてくれたことで、記事やインタビューにもっと主体的に取り組むとはどういうことか、さらに深く掘り下げることができました。たとえば、編集者や同僚から情報提供を待つのではなく、自分から著名な情報源や人気作家にアプローチすることです。
それでも、「そうであるかのように振る舞う」という一般的な助言には、大きな力があると思います。どんな業界で働いていても当てはまるでしょう。自分の可能性を最大限に示したり、自分にできると思っている以上のことに挑戦したりするのに、昇進を待つ必要はありません。


