マーク・ザッカーバーグが考える、最も重要な採用ルールとは

Facebook Founder and CEO Mark Zuckerberg speaks on stage during the annual Facebook F8 developers conference in San Jose, California, U.S., April 18, 2017. REUTERS/Stephen Lam - RTS12TF5
To scale into a massively successful business founders must surround themselves with the best people.Image: REUTERS/Stephen Lam
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シェリル・サンドバーグの採用は、FacebookのCEOマーク・ザッカーバーグが下した最も賢明な経営判断の一つだった。

サンドバーグが加わったのは2008年3月、Facebookが事業拡大に備え、彼女が培った手腕を必要としていた時期だった。彼女はGoogleの広告部門の責任者を務めたほか、財務長官ラリー・サマーズの首席補佐官としても手腕を磨いていた。

Facebookは2008年末までに、従業員450人、売上高2億7,200万ドルを記録したが、5,600万ドルの損失を計上した。それから昨年には従業員数が1万7,000人を超え、売上高276億ドル、純利益102億ドルを上げた。

LinkedInの共同創業者兼会長、リード・ホフマンのポッドキャスト「Masters of Scale」のあるエピソードで、ザッカーバーグはホフマンに、サンドバーグとの経験から学んだことを語った。事業を大きく成功させるうえで「何より重要なのは」、創業者が見つけられる限り最高の人材に囲まれることだという。

「ほかの優れた企業を率いる友人たちを見ていて、企業が本当に傑出して潜在力を発揮するか、それともそこそこ優れた企業にとどまるかを分ける最大の違いは、自分より優れた人たちを周りに置くことに抵抗がなく、それができるだけの自信があるかどうかだと思います」とザッカーバーグは語った。

彼は、自分が直接採用する人材を選ぶ際の基準を設けた。「私は次の採用ルールを取り入れています。それは、別の世界でなら自分がその人の下で働きたいと思えるのでなければ、自分の下で働く人を採用してはならないということです」と彼は語った。「だからといって、その人に自分の仕事を譲るべきだという意味ではありません。ただ、立場が逆で、自分が仕事を探していたとしたら、その人の下で働くことに抵抗はないでしょうか。私の考えでは、その問いへの答えが『いいえ』なら、手っ取り早いことをしているだけで、できる限り良い仕事をしているとは言えません」

誤解のないように言えば、世界で最も優秀なインターンを採用する必要はない。このルールが当てはまるのは、経営トップに直属する上級職だ。効果的なリーダー、創業者、CEOになるには、エゴを脇に置き、敬意を抱く人材を採用することを学ぶ必要がある。

ザッカーバーグは、サンドバーグの採用を急がなかった。2007年12月のクリスマスパーティーで出会った後、彼はサンドバーグと定期的に会い、Facebookの構想や、彼女が何を加えられると思うかについて何時間も話し合った。数か月後、ザッカーバーグはサンドバーグが基準を満たしたと判断した。

「たとえば、シェリルのほうが私よりはるかに優れていることがいくつもあり、それが私を成長させ、Facebookをより良くしてくれます」と彼は語った。「私はそれを恐れたり、脅威に感じたりしません。むしろ価値を認めています」

「Masters of Scale」のエピソード全編は、Stitcherで、またはポッドキャストを聴ける各種サービスでお聴きいただけます。

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