プロジェクトを率いるために「はい」と言いたいと思いながら、会議で手を挙げるのをためらったことはありませんか。応募したい仕事があったのに、必要な資格をすべて持っていないと思い、応募をやめたことはありませんか。
「はい」と言いたいのに、自信のなさに足を引っ張られるのはもどかしいものです。これは「自信と能力の二分法」として知られ、書籍『自信のコード:自信を持つための科学と技術』で論じられています。同書はBBCワールドニュースのアンカー、キャティ・ケイとABCニュースの記者、クレア・シップマンが執筆しました。著者らは、自信の差が女性に最も顕著に表れ、実際の能力は男女で同じであるにもかかわらず、男性は自分の能力を「一貫して過大評価」し、女性は「日常的に過小評価」することを示す研究を紹介しています。女性にとって「はい」と言うことは、平等な機会を得るうえで重要です。私たちは、女性平等デーなどの日を通じて、このことを認識しています。
キャリアアップを目指すなら、準備が整ったと感じる前に「はい」と言わなければならないこともあります。自分のために声を上げ、機会を逃さないようにしましょう。自信をつけて「はい」と言うための方法を4つ紹介します。
1. 常に準備を整えておく。
調べて、常に情報を把握しておきましょう。会議でも面接でも、何について誰と話すのかを理解しましょう。関係者と状況を把握してください。知識が増えるほど、機会をつかむ準備ができ、自信も持てるようになります。
2. 居心地の悪さこそ、新たな居心地のよさだと心得る。
少し居心地の悪さを感じるなら、正しい方向に進んでいます。前進したいなら、自分の限界を広げる必要があります。大きなリスクを取っていると思いますか。そうではありません。より大きなリスクは、居心地のよい範囲にとどまることです。居心地の悪さこそ、新たな居心地のよさです。次に不安を感じたら、自分を褒めてあげましょう。
3. 何とかできると自分に言い聞かせる。
すべてを知らないままでも乗り越えた状況を思い出してください。問題を解決する方法を見つけたはずです。あなたには知恵があります。知らないことも、きっと何とかできると自信を持ちましょう。コメディアンのティナ・フェイはこう言っています。「『はい』と言えば、その後で何とかできるものです。」
4. 隣にいる男性に機会を奪われないようにする。
ニューヨーク・タイムズ紙に掲載された、女性が指導的立場に就いていない理由を論じた記事には、次の話が紹介されています。「ある講演者が、男女のグループに授乳の専門知識がある人はいないかと尋ねた。男性が一人、手を挙げた。妻が授乳するのを3か月見ていたという。母親もいた聴衆の女性たちは、専門家として名乗り出なかった。」驚きです。
自分が専門家だと思えなくても、あなたには必要な力があります。自分の能力を過大評価する男性を含め、他人のせいで機会を逃さないでください。次に「はい」と言うのをためらったら、自分に問いかけてみましょう。同じかそれ以下の能力しかない誰かが、本来なら自分が得られた機会を手にすることに、私は納得できるだろうか。
キャリアアップを目指すなら、準備ができたと感じる前に「はい」と言わなければならないこともあります。おそらく、あなたにはもう準備ができています。迷いや疑念に足を引っ張られないよう、これらのヒントを役立ててください。


