難しい決断を下しながら、同僚から尊敬され、好かれるマネージャーになることは可能だ。
AOLのCEOティム・アームストロングは、AOLやGoogleのような企業を率いるなかで、その両立を見事に実現してきた。
彼によると、若い頃に受けた助言で、今は自分の子どもたちにも伝えているのは、次の3つのポイントだ。
-自分らしく、正直であること
-率直であること
-メンターを持つこと
アームストロングはBusiness Insiderのポッドキャスト「成功者たち:私が成功した方法。」のインタビューで、キャリアを築くための助言を語り、自身の成功談を明かした。
「多くの企業を率いるリーダーとして、これまで数々の難しい決断を下してきましたよね」と、Business Insider編集長のアリソン・ショーンテルは尋ねた。「一方で、人当たりがよく、好感の持てる方でもあります。従業員の尊敬を得ながら難しい決断を下し、マネージャーとして好かれ、尊敬される。そのバランスをどう取っているのですか?」
「成長するなかで受けた助言があって、私も自分の子どもたちに伝えています。それは『自分自身に対して誠実であれ』ということです」とアームストロングは語った。「見たままが私です。私と接すれば、これが私だとわかる。好きでも嫌いでも構いません。そして、自分らしくあることは大切だと思います。」
彼は厳しい話し合いでも、この考え方を貫いている。元スターバックスCEOのハワード・シュルツや、アメリカン・エキスプレスCEOのケン・シュノールトといったメンターを通じて、人々に率直に接することの大切さを学んだという。AOLとYahooの全社集会では、両社が合併してベライゾン傘下の新組織「Oath」を設立した後、従業員がどうなるのかと質問された。
「この取引によって影響が出るのかと聞かれました」と、彼はショーンテルに語った。「私は『はい、あります。2社が一緒になれば、そういうことが起きます』と答えました。」
彼は続けた。「遠回しな言い方はしません。できる限り影響を小さくするよう努めますが、結局のところ、それも今回の取引で起きることの一部です。そこは率直に伝えたい。だから、率直さはとても役に立つと思いますし、自分自身に正直であることも大切です。」
アームストロングはまた、メンターシップについての最善の助言と、週のうち最も生産的な会議は自分の間違いをすべて指摘してもらう場だという理由も説明した。アームストロングはこう語る。
「若い人たちにはいつもいろいろな助言をしていますが、その一つは、自分の相談相手のネットワーク、あるいは取締役会のような存在を築くことです。
「会社の外に、頼りにしている人が5人か8人います。その一人が、かつてIPGのCEOだったデビッド・ベルです。彼はほぼ毎日、私たちのオフィスに来ます。毎週金曜日に会っています。そして金曜日にはいつも、私が何を間違えているかをすべて話すところから始めます。私にとって週で最も役に立つ会議です。いつも気持ちをリセットして、『さて、リーダーとして何をすべきなのか。自分の仕事は何か。何をすればいいのか』と考え直せるからです。自分らしく、自分に正直で、率直であることです。」


