Leadership Insidersネットワークは、ビジネス界で最も思慮深く影響力のある人々が、キャリアやリーダーシップに関する時宜にかなった質問に答えるオンラインコミュニティです。「能力のない上司とうまく働くには?」という問いへの今日の回答は、LaSalle NetworkのCEO、トム・ギンベルが執筆しました。
困った上司は、『モンスター上司』や『オフィス・スペース』のような映画の中だけにいるわけではありません。現実にも、こうした登場人物のような人が職場にいます。
私の会社LaSalle Networkは最近、1,000人を超える人を対象に調査を実施し、回答者の84%が困った上司の下で働いた経験があると答えました。残念ながら、問題のある管理職は見過ごされがちです。55%は、その管理職について上層部に報告しなかったと答えました。多くの場合、従業員は声を上げれば深刻な報復を受けたり、解雇されたりするのではないかと心配しています。対立を避け、転職するか、状況に耐え続けるのです。
会社や仕事、チームが気に入っているなら、次の4タイプの難しい管理職とうまく働くためのガイドを参考にしてください。
自己愛の強い上司
こうした管理職は、部下よりも自分を売り込むことに関心があります。自分がどれほど素晴らしいかを聞きたがり、自分に問題があるとは考えないため、仕事ぶりについて意見を求めることはほとんどありません。成果はすべて自分の手柄にし、問題が起きると他人に責任を押しつけます。
最善の対処法は、できる限りよい仕事をし、相手の機嫌を損ねないようにすることです。この上司は、あなたが懸命に取り組んだ仕事の多くを自分の手柄にするでしょう。しかし、いずれ周囲は、実際に大きな仕事をしているのは上司ではないと気づきます。そして、あなたが功績を横取りせず、謙虚に振る舞ったことにも気づくでしょう。
こうした上司の期待に応えるには、助けや助言に対していつも感謝を伝えましょう。上司の上司や顧客とのやり取りについて、すべて報告してください。上司が昇進すれば、あなたも一緒に引き上げられる可能性が高いので、良好な仕事上の関係を保つ必要があります。
所在不明の上司
こうした上司は従業員の成長を大切にすると言いながら、指導や支援の場にはほとんどいません。頻繁にフィードバックをせず、質問に答えられる場所にいることもまれです。電話に応じず、メールも短く、たまにしか届きません。
上司がゴルフ場にいるにせよ、会議で頻繁に出張しているにせよ、腹を立てたり、「見えないものは忘れられる」という考えに陥ったりしないでください。懸命に仕事を続け、プロジェクトの進捗をチームにこまめに伝えて、仕事が滞らないようにしましょう。
指示がないと苛立つこともありますが、自分の力を発揮する機会でもあります。細かく管理されなくても、十分に検討した判断を実行に移せることを示す裁量があります。組織内の他のリーダーに頼り、情報や支援を得ましょう。そうすれば、上層部に自分の力を示し、直属のチーム以外の人々とも関係を築けます。
親友のような上司
こうした上司は、従業員に好かれたいと思っています。休憩室での雑談に加わり、仕事後の飲み会にも誘われたがります。必ずしも悪いことではありませんが、成長のために率直なフィードバックや建設的な批判も求めていると、上司にはっきり伝える必要があるかもしれません。境界線を引くことも必要でしょう。
親友のような上司は、従業員の擁護者になってくれる可能性が高く、役員会議への同席や顧客訪問への同行を認めることもよくあります。学び、成長するための素晴らしい機会です。
慌ただしい上司
こうした管理職はいつも走り回っています。プロジェクトの進捗を知りたがっても、話を聞けるのは1分だけ。何かを頼んだあと、その話をしたこと自体を忘れてしまいます。その結果、混乱が生じることもあります。
慌ただしい上司には、週ごとの短い進捗報告や、取り組んでいるプロジェクトの要約を送りましょう。そうすれば、限られた時間を、さまざまなプロジェクトの状況を説明するのではなく、具体的な質問をするために使えます。
よい面を挙げれば、少なくとも細かく管理されることはありません。簡潔なコミュニケーションを好む上司の下では、仕事を進める時間が増えるため、それも利点になり得ます。短いやり取りが続く環境では、自信を持って簡潔に話すことが大切です。
残念ながら、困った上司はいつの時代もいます。しかし、こうした助言を活用すれば、上司とうまく働きながらキャリアを伸ばし続けられます。





