国連の新しい報告書によると、捕獲された魚の3分の1が廃棄されている

A fishmonger orders fish at Lavradores market in Funchal, Portugal April 1, 2017. REUTERS/Rafael Marchante
A third of catches are thrown away.Image: REUTERS/Rafael Marchante
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国連は月曜日に発表した報告書で、世界の海洋の3分の1が乱獲されており、魚の消費量は過去最高に達していると警告した。これにより、世界中の何百万人もの人々にとって重要なタンパク質源の持続可能性への懸念が高まっている。

国連食糧農業機関(FAO)の報告書は、乱獲は、十分な栄養のある食料を得るのにすでに苦労している多くの人々が暮らす開発途上地域の一部で特に深刻だと述べている。

「海洋資源にかかる圧力が大きすぎるため、漁業の状態を改善するには、各国政府からのさらに大幅な取り組みが必要だ」と、FAOの漁業・養殖業部門の責任者であるManuel Barange氏は述べた。

「将来的にアフリカは魚を輸入しなければならなくなるだろう」と、同氏は トムソン・ロイター財団に語り、供給不足は価格の上昇につながる可能性があり、その影響は貧困層に不釣り合いに及ぶと付け加えた。

Barange氏は、アフリカには養殖の大きな可能性があるが、資金、飼料、魚の供給の面で支援が必要だと述べた。

報告書によると、過去40年間で最も急速に成長している農業部門である養殖(フィッシュファーミングまたはアクアカルチャー)が、魚の供給量の増加に大きく寄与してきた。

Image: FAO

外洋での漁獲量が減少し続けるなか、養殖に目を向ける国が増えている。アルジェリアでは、政府が、サハラ砂漠の農家に収入を増やし魚の生産量を伸ばすため魚の養殖を奨励している。

批判派は、養殖が環境を損ない、病気や外来種を野生に持ち込む可能性があると指摘しているが、Barange氏は解決策として「適切な規制、法整備、そして監視と管理」を行うことが必要だと述べた。

伝統的に漁業が盛んな国々も、栄養状態の改善と飢餓の撲滅に向けた漁業の潜在力を訴えている。

世界全体で、持続不可能なレベルで漁獲される資源の割合は、1974年の10%から、2013年の31.4%を経て、2015年には33.1%に増加した。

報告書によると、魚の消費量は1961年の一人当たり9kgから増加して過去最高の20.2kg(44.5ポンド)に達しており、健康志向の消費者が魚へと向かうにつれて、さらなる増加が見込まれるという。

現在、32億人が動物性タンパク質摂取量のほぼ20%を魚に依存している。

国際非営利団体WorldFishの研究プログラム責任者であるShakuntala Thilsted氏は、損失と廃棄を減らすことが漁業の持続可能性の実現に大きく役立つと述べ、捕獲量の推定35%が廃棄されていると指摘した。

「魚の頭や骨は最も栄養価の高い部位である。なぜ革新的な解決策を用いて、これを栄養価が高く美味しい食品に変えないのか」と同氏は述べた。

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