マクドナルドは今後7年間で、すべての包装材を再生可能な素材に切り替え、持続可能性への取り組みを強化する。ファストフード大手の同社は、火曜日に発表し、2025年までに、調達する製品をリサイクル済みのものに限り、すべての店舗で完全なリサイクルを実施すると明らかにした。この動きは、ハンバーガーチェーンに持続可能な取り組みを求める顧客が増えるなかで起きた。
現在、顧客向け包装材の50%はリサイクル製品や再生可能な資源に由来するが、リサイクルを実施している店舗はわずか10%にすぎない。マクドナルドは、環境団体と協力してより優れた包装材を開発し、リサイクルプログラムとの連携を築き、顧客と従業員双方の意識を高めることで、こうした高い目標の達成を目指す。
マクドナルドが行動を起こすのは意外ではない。同社はこれまでも、持続可能な解決策に取り組んできた。2012年、同チェーンは、牛肉のサプライチェーンから森林破壊をなくし、2020年までに牛肉の85%を持続可能な供給業者から調達すると約束した。同じ年までに、コーヒー、パーム油、魚を100%持続可能な方法で調達することも目標に掲げている。発泡材の包装は、今年末までに段階的に廃止される見込みだ。
「世界最大のレストラン企業として、私たちには、その規模を善のために活用し、世界中に有意義な影響をもたらす変化を起こす責任があります」と、マクドナルドのサプライチェーン・サステナビリティ担当最高責任者、フランチェスカ・デビアーゼ氏は、プレスリリースで述べた。
「私たちは、顧客が望む変化を起こし、包装材の使用量を減らすことを目指しています。責任ある方法で調達し、使用後も適切に扱えるよう設計された包装材を使い、店舗内外でリサイクルを促進し、より清潔な地域社会づくりに貢献します。」
過剰な汚染への対策に取り組むマクドナルドの歩みは、25年前にさかのぼる。同社は環境保護基金(Environmental Defense Fund)と提携した後、生産工程から大量の包装材を取り除いてリサイクルした。その後10年間で廃棄物を30%削減した。同チェーンは2014年から世界自然保護基金(World Wildlife Fund)とも協力している。
「今日の発表は、天然資源をより長く活用できる規模で包装とリサイクルの解決策を開発し、業界をより持続可能な慣行へと導く、マクドナルドの力強いリーダーシップを示しています」と、WWFの民間セクター連携担当上級副社長シーラ・ボニーニ氏は、USA Todayに語った。
マクドナルドは過去に、肥満や動物の扱いなど、さまざまな問題への対応を迫られてきた。同社はそうした問題に適切に対応し、環境への影響を改善するための新たな有望な目標を掲げた。変化を強く求めてきた顧客の支持を得るのに十分かどうか、注目したい。
