2017年には、平均して60秒間にWhatsApp経由で2,900万件を超えるメッセージが送信されました。1時間あたり17億件以上、1日あたりでは400億件を超える計算です。
月間アクティブユーザーが約13億人いるアプリであっても、この数字には驚かされます。
インターネットの1分間にあらゆることが変わり得るのは明らかです。その様子は、Statistaの調査が示しています。同社はデジタル環境を分析し、ソーシャルメディア、メッセージングサービス、インターネットが私たちの生活で果たす役割を包括的に概観しています。
しかも、WhatsAppは業界トップですらありません。
昨年、Facebookは月間アクティブユーザーが20億人を超えると発表しました。つまり、どの月をとっても、地球人口の4分の1以上が少なくとも一度はアカウントにログインしていることになります。Statistaのデータによると、2017年には60秒間に24万3,000枚を超える写真がこのソーシャルメディアにアップロードされました。
月間アクティブユーザーが約3億3,000万人のTwitterでは、この間に約35万件のツイートが投稿され、出会い系アプリTinderでは1万8,000組を超えるマッチングが成立しました。
スマートフォンは普及のピークに達したのでしょうか?
25億人を超える人々がスマートフォンを所有していることを考えれば、これほど多くの人が、わずか1分の間にもステータスを更新し、ツイートを送り、右にスワイプしているのは驚くことではありません。デジタル世界へのアクセスも広がっています。世界のインターネット利用者数は2016年の33億人から昨年は35億人に増え、世界人口のおよそ半数に達しました。
しかし、インターネットへのアクセス方法は変化しています。スマートフォンの販売台数は2011年以降、パソコンの購入台数を上回ってきましたが、市場は頭打ちになったようです。昨年のスマートフォン販売台数は(わずか)14億6,000万台で、2016年の14億7,000万台から減少しました。
これは意外なことではないのかもしれません。テクノロジーが進歩し、新たなイノベーションが市場に登場すると、かつて画期的と称賛されたものも、すぐに時代遅れになります。たとえば、今も折りたたみ式携帯電話を使う人はごくわずかです。
売上を伸ばす
Statistaの報告書によると、スマートフォンの販売が停滞する一方、フィットネスモニター、Bluetoothヘッドセット、スマートウォッチなどのウェアラブル端末の販売は、現在から2021年まで年率約13%伸びると予測されています。
実際、調査対象となった米国の消費者5,000人の半数以上(54%)が、アドバイザリーサービスのNPD ConnectedIntelligenceに対し、スマートウォッチでテキストメッセージや通知を受け取り、返信していると回答しました。また、約45%は活動量の記録に利用しています。
調査によると、ほとんどのスマートウォッチにはほかにもさまざまな機能があり、電話をかけたり、音楽のリモコンとして使ったり、ニュースを確認したりできます。これらの機能は、それぞれ異なる頻度で利用されています。
スマートフォンの販売減少に対する万能薬はないかもしれませんが、成長するテクノロジーとの連携を強めれば、携帯電話メーカーにとって再起の機会となる可能性があります。




