創造性は世界経済にどれほどの価値をもたらすのか?

創造性は世界経済にどれほどの価値をもたらすのか?
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文化・創造産業(CCI)は世界経済にどれほど貢献しているのか。新たな調査により、世界各地の文化・創造産業が有する経済的・社会的貢献が初めて定量化された。

本調査はErnst & Youngが実施し、UNESCOと国際作家・作曲家協会連合(CISAC)が共同で発表したものである。欧州、北米、ラテンアメリカ、アフリカ、中東、南太平洋地域を対象に、建築や広告からテレビに至るまで、11の文化・創造産業分野を分析した。

部門別

インドを上回る規模

11の文化分野を合わせた収益は2兆2,500億ドルで、世界GDPの3%に相当する。最も収益が大きかったのはテレビ(4,770億ドル)、新聞・雑誌(3,540億ドル)、視覚芸術(3,910億ドル)である。

創造産業の収益は電気通信サービス(世界全体で1兆5,700億ドル)を上回り、さらにインドのGDP全体(1兆9,000億ドル)をも超えた。

雇用の実態

創造産業では2,950万人の雇用が生み出されており、これは世界の就業人口の約1%にあたる。雇用者数の上位3分野は、視覚芸術(673万人)、書籍(367万人)、音楽(398万人)である。

また創造産業は、米国、欧州、日本の自動車産業を合わせたよりも多くの人を雇用している。

世界のCCI

革新的で包摂的

研究者らは、創造産業があらゆる年齢や背景の人々に開かれており、若者の雇用やキャリア形成に大きく貢献していることを明らかにした。

欧州では、文化分野は他のどの分野よりも15歳から29歳の人々を多く雇用している。また、伝統的な産業と比べて女性の参加も多い。英国政府がまとめた統計によると、2014年において音楽産業で雇用された人々の50%超を女性が占めており、就業人口全体の47%と比べて高い水準であった。

小規模事業者や個人が重要な役割を担い、革新的で機動性の高い雇用主や労働者を生み出している。本調査によると、米国ではアーティストが自営業者である確率は、その他の米国就業人口の3.5倍である。

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著者:José Santiago、Digital Content Specialist, Public Engagement(デジタルコンテンツ・スペシャリスト、パブリック・エンゲージメント部門)、世界経済フォーラム

写真:Cafe Tacuba のボーカル Cone Cahuitl が、La Guacima で開催された Imperial Festival で演奏する様子 REUTERS/Monica Quesada

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