ケニアのこの難民キャンプの子どもたちが農業に関心を持つよう促されている

A worker picks flowers designated for export at a farm near the town of Thika, Kenya April 27, 2018. REUTERS/Baz Ratner - RC1961B34210
They're helping close the nutrition gap in the camp.Image: REUTERS/Baz Ratner
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ディミアナ・ナンゲ・クレメントは若い難民であり、将来有望な農業者である。11歳の彼女は、家族とともにケニア北部のカロベイェイ統合居住地で暮らしている。この居住地は、世界最大級の難民施設の一つであるカクマ難民キャンプに隣接している。

この地域では、家庭や学校で、より良い栄養を得る手段として、また南スーダン出身のディミアナのような若者に刺激を与える手段として、園芸への取り組みが増えている。

「私は農業者になりたい」と、ディミアナは言う。彼女は、ジュニア農業者フィールド・アンド・ライフ・スクールでの数か月の農業研修を経て、その決意を固めたという。

ディミアナの農業への情熱は、学校のほこりっぽい裏庭が青々とした野菜畑へと姿を変えるにつれ、さらに高まっている。

ディミアナの家族に農業者はいない。「私が最初の農業者になるわ」と、彼女は笑顔で話す。

カロベイェイ居住地は、カクマ・キャンプの負担を軽減するため2016年に開設され、難民の自立と現地住民との統合のモデルを提供している。両居住地の合計人口は185 000人である。

食料安全保障、栄養、自給自足の向上を目指し、FAOはカロベイェイの7 000世帯以上が家庭菜園を設置できるよう支援してきた。種子、道具、研修、指導を提供するとともに、750世帯が参加する400ヘクタールの農地を開拓した。

Image: ©FAO/スヴェン・G・シモンセン

この農業学校は、ディミアナが通う小学校の選択科目であり、難民の子どもたちが自ら食料を生産できるよう設計された実践的な経験を提供している。児童たちは、トゥルカナの乾燥した環境において不可欠な知識である、水の効率的利用を重視した農法を学んでいる。

この地域では水が非常に不足しており、カロベイェイの世帯は一人当たり1日わずか15リットルの水を受け取っている。世帯では生活排水を園芸に利用し、一部の家屋では雨水を集めるタンクを備えている。

Image: ©FAO/スヴェン・G・シモンセン

カロベイェイの難民は、一人当たり月14米ドルの現金給付を受けている。この金額では、他の支出と合わせると、市場で新鮮で栄養価の高い食品を購入するにはとても足りない。家庭や学校の菜園は栄養の不足を補う助けとなっており、ディミアナの例のように、新たな世代の農業者を育てる力にもなっている。

FAOは将来の世代に投資することで、彼らが行動を起こし、世界的な目標である飢餓ゼロの達成に参加できるよう後押ししている。

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