コロナウイルス:子どもと一緒に在宅勤務をする5つの方法(正気を保つために)

Chrissy Brackett and grandson Caidence Miller use a home-learning system in use due to the coronavirus in Washington state, US.
Chrissy Brackett and grandson Caidence Miller use a home-learning system in use due to the coronavirus in Washington state, US.Image: REUTERS/Lindsey Wasson
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• 学校や職場、保育施設の閉鎖への対応は、働く親にとって大きな負担になり得ます。

• この困難な時期には柔軟性が鍵となり、完璧主義は妨げになります。

• 自主隔離をしても、心のつながりまで失う必要はありません。

世界各地で、コロナウイルスの感染拡大を抑えるため、学校や保育施設が次々と閉鎖されています。地域社会の健康を守るうえで非常に重要な措置である一方、働く親は仕事と家庭の要求にどう対応するか、複雑な判断を迫られています。

コロナウイルスによる自主隔離の制約の中で、仕事と子育てに取り組む準備をしながら、視野とバランス感覚を保つためのヒントを紹介します。

1. 価値観について話し合う

この未曽有の時期は、個人として、また家族として、自分たちの価値観を深め、表現する機会になります。職場でも家庭でも、自分たちにとって何が最も大切かを、より深く話し合うことができます。職場では、ソーシャルディスタンスや在宅勤務の方法に関する判断に、組織の価値観を結びつけるよう声を上げることが考えられます。また、家族に免疫機能が低下している人がいることや、変化する育児の負担について話すなど、より率直に気持ちを伝える機会にもなります。

組織が自分にどう配慮すべきかという観点だけでなく、価値観の観点から考え、話し合うことで、リーダーとして成長できます。同じように、家族との価値観についての話し合いを導くこともできます。家族にとって大切な価値観を見つけ、それを表す機会として何ができるかを考えるために、子どもたちを誘ってみましょう。たとえば、困っている人を助けることを大切にしている家族なら、人との物理的な距離を保つことも、その価値観を実践する方法だと話し合えます。

また、価値観がどのように行動に表れるかを子どもたちに示す機会にもなります。子どもたちからも、よいアイデアが出るかもしれません。たとえば、[author] Alyssaの子どもたちは、友人宅に預けられていたクラスのペットのケージを掃除しようと提案しました。

2. 認識をすり合わせる

私たちは皆、新しい現実に適応するため、非常に速いペースで判断を下しています。その際、相手が自分に何を望み、何を必要としているかについての思い込みに頼っています。一方で、自分が相手に何を望み、何を必要としているかは、十分に伝えられていないかもしれません。これまで誰も経験したことのない状況ですから、そうした思い込みの多くが的外れである可能性も十分にあります。平時でさえ、私たちが関わる親たちは、上司や同僚、友人、家族が自分に求めることは、自分が考えていたものとは大きく違うと気づくことがよくあります。

だからこそ、今は認識を明確にする時です。たとえば、上司にこう尋ねてみましょう。「今後2週間、私に何を期待されているか、こう理解しています。合っていますか?何か見落としていることはありますか?」次に、こちらの番です。本当に必要としていることを説明し、相手の質問に答えましょう。子育てのパートナーについても同じです。誰が、いつ、どこで何をするかを、以前からの習慣だけで決めないようにしましょう。思い込みを問い直し、認識をすり合わせてください。

3. 完璧主義を手放す

私たちが関わる多くの親と同じなら、仕事でも家庭でも高い成果基準を自分に課していることでしょう。この機会に、そうした期待を少し緩める練習をしてみてください。子どもがいつもより少し長く画面を見ることになるかもしれません。ビデオ通話中、カメラの後ろに散らかった部屋が映るかもしれません。部下に求めることを見直すこともあるでしょう。本当に大切なことを再評価し、それほど重要でない分野で過剰に頑張るのをやめる機会だと捉えてください。そして、この優先順位の付け方を、日常が戻った後も持ち続けられるかもしれません。

4. つながりを保つ

ソーシャルディスタンスを保つことは、地域社会とのつながりや支え合いを完全に手放すことを意味しません。在宅勤務ができる、あるいは経済的に仕事を休む余裕がある働く親には、そうした機会に恵まれない人を助ける機会があります(たとえば、高齢の近隣住民の代わりに食料品を買いに行くなど)。

さらに、地域社会との絆を保ち、深める方法を見つけることは、孤立感を和らげる助けになります。つながりを感じる方法がまだあるか考えてみましょう。たとえば、多くの宗教団体が、共同で祈るためのライブ配信を提供しています。見知らぬ人との交流を心配せずに、子どもが友達と遊べる安全なオンラインゲームの場を作るのもよいでしょう。友人と時間を決めて同じ運動やヨガの動画に取り組み、その後メッセージを送り合えば、つながりを保ちながら活動的でいられます(子どももヨガに参加させれば、なおよいでしょう)。身体的に離れているからといって、心まで離れる必要はありません。

5. 新しい方法を試し、改善を重ねる

もちろん、今は困難な時期です。しかし、生活のさまざまな場面から寄せられる多様な要求にどう応えるか、創意工夫する機会でもあります。以前の習慣や日課が、この状況ではうまくいかないかもしれません。そこで、違う方法を試してみましょう。自宅という制約の中でも、いつ、どこで、どのように働くかを変えられないか検討してください。子どもたちにも、自分で時間を過ごすための創造的な方法を考えてもらいましょう。

大切なのは、新しいことを試す意欲だけでなく、期待したほどうまくいかなかったときに改善を重ねる意欲です。この危機への対処法として「正解」を見つけようとする考えを手放しましょう。今後数週間、何度も新しい方法を考え、試し、改善する必要があると考えておいてください。

私たちの調査によると、働く親はリーダーのように考え、行動することで大きな恩恵を受けます。COVID-19は、親として私たちが直面する人生最大のリーダーシップ課題です。私たちの対応は、子どもたちや地域社会に大きな影響を与えます。

Stewart FriedmanとAlyssa Westringは、次の書籍の著者です。『Parents Who Lead: The Leadership Approach You Need to Parent with Purpose, Fuel Your Career, and Create a Richer Life(リーダーとしての親:目的を持った子育て、キャリアの充実、より豊かな人生に必要なリーダーシップ)』。

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