最新の「グレート・リセット」オンライン会合では、持続可能な回復に向けた資金調達について検討しました。
登壇者らは、これまでに行われた取り組み、残された課題、そして「より良い形での復興」を実現する機会について検討しました。
「大胆な変革は、私たちが思うよりも頻繁に起きています。」
世界経済フォーラムが開催した最新の「グレート・リセット」オンライン会合「持続可能な回復に向けた資金調達」では、多くの希望が語られました。
重大な課題は残るものの、活用できる機会があると登壇者らは合意しました。クリスタリナ・ゲオルギエワ、国際通貨基金(IMF)専務理事、モハメド・アルジャダーン、サウジアラビア財務省の財務・経済・計画相、アン・リチャーズ、フィデリティ・インターナショナル最高経営責任者、そしてキャメロン・ヘプバーン、スミス企業・環境大学院(SSEE)の所長兼環境経済学教授。
これまでの取り組み、なお克服すべき課題、そして将来への希望や機会について検討したこの会合から、主な発言をいくつか紹介します。
全編はこちらからご覧いただけます。
私たちは、二つの都市の物語のような状況に陥る深刻なリスクに直面しています。デジタル化が進み、変化を遂げ、先を見据える経済分野は好調ですが、それ以外は非常に厳しい状況です。
クリスタリナ・ゲオルギエワ
良い勢いは生まれていますが、それがあらゆる場所にあるわけではなく、皆が「グレート・リセット」が実現しつつあると感じられるほど、持続可能な段階にも達していません。
クリスタリナ・ゲオルギエワ
新型コロナウイルス感染症は、その深刻さ、広がり、そして速さで世界に衝撃を与えました。1930年代の世界恐慌以来、最悪の事態かもしれません。痛みはあらゆる場所で感じられています。
モハメド・アルジャダーン
国や国内の地域社会を問わず、世界全体でもっと不遇な人々の痛みを感じる必要があると思います。こうした国や地域社会を支えるため、さらに行動し、できる限り力を合わせなければなりません。
モハメド・アルジャダーン
大胆な変革は思うよりも頻繁に起きています。ただ、私たちはそれができるとは考えないように慣らされているのです。
アン・リチャーズ

過去をただ再建するだけで終わることのないよう、この機会を逃さないことが大切です。ビジネスモデルを刷新し、その中で働き方の未来がどうあるべきかを考えなければなりません。そうすることで、持続可能性とレジリエンスをどう組み込むかを考える機会が得られます。
アン・リチャーズ
今後起こり得る他の危機を考えずに、理にかなった経済対策を講じることはできません。今回の出来事は私たち全員への警鐘となりました。影響が長く続くブラックスワン事象は、実際にはそれほどまれではないのです。
キャメロン・ヘプバーン
前回の金融危機の後、私たちは実際に何かを学んだと思います。今はひどい時期ですが、経済を望む方向へ導く機会を無駄にしてはなりません。
キャメロン・ヘプバーン

