「ティッピータップ」は、水道がない場所で手を洗う方法を提供します。
5人に2人に上る人々が、基本的な手洗い設備を利用できません。
手洗いによってウイルスの感染拡大を50%以上抑えられます。
手を洗えることは、先進国では当たり前と思われています。手洗いは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大を抑える戦略の重要な要素です。しかし、水道のない場所に住んでいたらどうでしょうか。
これは、開発途上国の多くの人々が直面している現実です。現在、世界保健機関(WHO)は、次の方法を紹介する動画を公開しました。「ティッピータップ」の作り方これは、手を簡単かつ安全に洗える方法です。
簡単に組み立てられ、足踏みペダルで操作するティッピータップは、身近な材料で作る非接触型の装置です。使用者が触れるのは、ひもにつるされた石けんだけです。
5人に2人に上る人々が、基本的な手洗い設備を利用できないと、ユニセフは推計しています。普及率が最も低い「改善された」衛生設備の地域は、サハラ以南のアフリカ、南アジア、東アジアだと、WHOとユニセフは述べています。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックが世界を覆うなか、WHOは誰もが定期的かつ入念に手を清潔にするよう勧告しています。アルコールベースの手指消毒剤、または石けんと水を使います。手に付着している可能性のある病原体を除去する最善の方法の一つです。
世界経済フォーラムは、新型コロナウイルスの流行に対してどのような取り組みを行っているのでしょうか。
研究によると、手洗いはパンデミックの制御において重要な対策となり得ます。2006年の流行時に実施された研究では、重症急性呼吸器症候群(SARS)のウイルスについて、1日に10回を超えて手を洗うと感染拡大を50%以上抑えられたことが示唆されています。ティッピータップがあれば、より多くの人が手洗いをできるようになり、COVID-19の拡大をより迅速に抑える助けとなる可能性があります。

