世界の糖尿病有病率を懸念すべき理由を、このグラフが示す

Insulin solution and syringe.
Insulin solution and syringe used to treat diabetes.Image: Mykenzie Johnson/Unsplash
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  • 2019年の報告によると、世界の20~79歳の4億6,300万人が糖尿病を患っており、2045年までに7億人に増加すると予測されています。

  • 糖尿病患者の割合が最も高いのは北米と中東で、増加率が最も高いのは南アジアです。

  • 経済成長に伴う糖分の多い食生活や運動不足につながる生活習慣により、開発途上国では糖尿病の有病率が上昇している可能性があります。

国際糖尿病連合によると、2019年には世界の20~79歳の4億6,300万人が糖尿病を患っていました。これは、この年齢層の世界人口の9.3%に相当します。糖尿病を患う成人の総数は、2045年までに7億10万人(世界人口の10.9%)に増加すると予測されています。

糖尿病を患う成人の割合が最も高い地域は北米と中東です。糖尿病患者数が最も速いペースで増加している地域の一つである南アジアは、2045年までに西アジアやラテンアメリカにほぼ追いつくと予測されています。

国際糖尿病連合は、新たに診断される糖尿病患者数は、一部の先進国では実際には減少しているとみています。また、糖尿病患者の割合が過去および今後増加するのは、糖尿病を患う人々の寿命が延びているためだと考えています。一方、開発途上国では、砂糖や脂肪分の多い食事や、座って過ごす時間の増加など、経済発展に伴って一般的に見られる生活習慣の変化により、糖尿病を発症する人がなお増えている可能性があります。2型糖尿病は世界中で1型糖尿病よりはるかに多いため、有病率や発症率の変化はほぼすべて2型糖尿病によるものと考えられます。同連合は、糖尿病の未診断も引き続き問題視しています。2019年、世界の20~79歳で糖尿病と診断されていない人は2億3,190万人と推定され、患者全体のほぼ半数に上りました。

2019年および2045年(予測)の世界各地域における、糖尿病を患う20~79歳の成人の割合。Image: 国際糖尿病連合
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