この日次ニュースまとめでは、新型コロナウイルス感染症パンデミックに関する最新のニュースの中から厳選したものと、情報を把握し身を守るためのヒントやツールをお届けします。
主なニュース:世界の確定症例数が2,500万件を突破。90%の国が保健システムの混乱に直面。WHOは性急な経済再開に警告。
1. 新型コロナウイルス感染症が世界に与えている影響
確定症例数は現在、2,540万件を超えています(ジョンズ・ホプキンス大学コロナウイルス・リソースセンターによる)。確定したコロナウイルス死者数は現在85万人を超えています。
インドでは6万9,921件の新規コロナウイルス感染症例が報告されており、累計感染者数は約370万人に達しています。これは6日間で最も小さい一日の増加幅です。
米国のニュージャージー州とカリフォルニア州は、屋内飲食を再び限定的に認める方針です。ニュージャージー州は金曜日から制限を解除します。一方、カリフォルニア州での緩和は、感染伝播率がより低い19郡でのみ適用されます。
韓国は経済を支えるため政策支援を強化する方針と、同国の財務相が発表しました。
スペインでは、金曜日以降に2万3,000件を超える新規の新型コロナウイルス感染症例が確認されており、同国の保健緊急対策責任者が昨日の記者会見で明らかにしました。
欧州委員会は、世界保健機関(WHO)のワクチン・イニシアチブに貢献する方針を表明しました。欧州委員会は、COVAXに対して4億ユーロ(4億7,950万米ドル)の保証を提供します。
オーストラリアのビクトリア州では、ウイルス関連死者数の2週間で最も低い増加を記録しました。陽性検査数は7週間ぶりの低水準となりました。同州は国内の感染拡大の震源地となっていました。
2. 保健システムの混乱
WHOが実施した調査では、90%の国が、新型コロナウイルス感染症の影響により、必須の保健医療サービスに混乱が生じたと報告しています。
この調査は2020年3月から6月にかけて105か国を対象としており、低所得国および中所得国が最も大きな困難に直面していることが明らかになりました。
多くの国では、選択的・定期的なサービスが停止されたと報告しています。また、がん検診やHIV治療などの重要な医療についても、低所得国で中断が生じています。
「この調査は、わたしたちの保健システムの綻びを浮き彫りにしていますが、同時に、パンデミックの期間中およびその後も医療提供を改善するための新たな戦略を立案する材料にもなります」と、WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイェソス事務局長は述べました。「新型コロナウイルス感染症は、健康が『あれかこれか』の問題ではないことを、すべての国に教訓として示しているはずです。わたしたちは緊急事態により良く備えるとともに、生涯を通じて人々のニーズに十分に応える保健システムへの投資を続けなければなりません」
3.「パンデミックは終わったと言い切れない」:WHO
WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイェソス事務局長は、経済活動を性急に再開することや、ウイルスが依然としてもたらすリスクを無視または過小評価することの危険性について警告しています。
「各国が本気で経済再開を進めるのであれば、感染伝播を抑制し、命を救うことに本気で取り組まなければなりません」と同事務局長は述べました。さらに、「ウイルスを制御しないまま再開することは『災害への道』です」と付け加えました。
また、WHOは経済や社会の再開に向けた取り組みを支持しているものの、安全な形で行う必要性を強調しました。
「パンデミックが終わったふりをできる国は一つもありません」
同事務局長は、ウイルスを「制御する」ためにすべての人ができる4つの重要な取り組みを示しました。
1. 人が集まる集団感染の拡大を防ぐこと。
2. 高齢者や必須業務従事者など、脆弱な集団を保護して死亡を減らすこと。
3. 個人は「3つの密」(密閉空間、密集場所、密接場面)を避けることで、自分自身と他者を守るべきであること。
4. 政府は、感染者を発見・隔離・検査し、ケアを行うとともに、接触者を追跡し検疫することに取り組まなければならないこと。
