コーヒーを飲むと長生きする可能性、研究で判明

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カフェイン好きの皆さんに朗報です。朝のラテを飲めば、寿命が数年延びるかもしれません。

英国人約50万人を対象とした新たな研究で、1日に1杯以上飲む人は早死にするリスクが低いことが分かりました。

この研究は、米国医師会雑誌に掲載され、1日1杯飲む人は早死にするリスクが6%低く、6杯飲む人では16%低いことが分かりました。

研究著者らは、この結果から、コーヒーは健康的な食事の一部といえると述べています。

Image: REUTERS/Jason Reed

研究について

UKバイオバンクは英国を拠点とする研究で、ボランティア参加者50万人の健康とウェルビーイングを追跡し、英国国内外の学術機関や産業界の承認済み研究者にデータを提供しています。

国立がん研究所や国立衛生研究所など複数の機関に所属する研究者らは、コーヒーの摂取量や頻度、種類(カフェインレスを含む)、飲酒量、教育、身体活動、喫煙の有無に関する情報を調べました。

喫煙や飲酒など健康に悪影響を及ぼす要因を考慮したところ、コーヒーを飲む人は飲まない人より早死にする割合が低いことが分かりました。また、心臓病やがんをはじめ、その他の病気で死亡する可能性も低くなっていました。

さらに、インスタントか挽いた豆か、通常のものかカフェインレスかといったコーヒーの種類は関係ありませんでした。

他の研究も同様の結果

昨年発表された別の研究も同様の結論に達しました。

国際がん研究機関とロンドン大学インペリアル・カレッジが欧州10カ国の約50万人を調査したところ、コーヒーの摂取量が多いほど、あらゆる原因による死亡リスクが低いことが分かりました。特に循環器疾患や消化器疾患による死亡リスクとの関連が顕著でした。

サウサンプトン大学が主導した研究によると、コーヒーには肝臓がんの予防に役立つ可能性も示されていますが、その効果が見られたのはカフェイン入りのコーヒーに限られました。

カフェイン入りコーヒーを1日1杯多く飲むことは、肝臓がんの発症リスクが20%低下することと関連していました。2杯多い場合は35%低下し、最大5杯ではリスクが半減していました。

一杯に秘められた力?

コーヒーには、なぜそのような効果があるのでしょうか?

研究者らは、コーヒーにさまざまな有益成分が含まれている点を挙げています。焙煎した豆は1,000種類を超える生理活性化合物からなる複雑な混合物で、その中には抗酸化、抗炎症、抗がん作用が期待されるものもあります。

昨年、コーヒーの影響を調べた既存研究200件以上を対象とする包括的レビューでは、最大の効果が得られるのは1日に3~4杯飲む場合だと結論づけられました。

ただし、妊娠中には有害となる可能性もあると結論づけています。多量摂取は、出生時体重の低下や早産と関連していました。

また、コーヒーを飲む女性は骨折する可能性が高いことも関連づけられていました。

昨年、米国の裁判所は、カリフォルニア州のコーヒー会社にがん警告表示を義務づける判決を下しました。コーヒーかすには、焙煎の過程で生成される、アクリルアミドという有害性の可能性がある化合物が含まれるためです。

いずれの研究も、コーヒーが早死にのリスク低下の原因だと証明することはできませんが、両者の関連は示しています。

包括的レビューの著者らは、コーヒーは「通常の摂取量」であれば「概して安全」だと結論づけるとともに、「観察された関連が因果関係によるものかを理解するには、厳密なランダム化比較試験が必要だ」と述べています。

世界のコーヒー消費

2016年の世界各国における1人当たりのレギュラーコーヒー消費量(杯数)Image: Statista.com

ユーロモニターによると、朝のカフェインに最も頼っているのは北欧の人々です。世界で最もコーヒーを消費するのはフィンランドで、次いでスウェーデン、オランダです。ブラジルはコーヒー消費量で世界第5位であると同時に、コーヒーの輸出量が世界最多の国でもあります。

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