ロックダウン中の美術館を「癒やしのアート」の舞台に変えるチェリスト

French-Belgian cellist Camille Thomas plays at the Musee des Arts Decoratifs, which is closed to visitors during the lockdown due to the spread of the coronavirus disease (COVID-19), in Paris, France, November 26, 2020. Picture taken November 26, 2020. REUTERS/Christian Hartmann - RC2NBK9JCXV3
French-Belgian cellist Camille Thomas has been playing at some of Paris' most famous museums.Image: REUTERS/Christian Hartmann
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  • パンデミックにより多くの生演奏が中止となったが、フランスとベルギーの血を引くあるチェリストは、その状況に屈することなく自身の芸術を届け続けている。

  • カミーユ・トーマスは、パリ周辺の無人の美術館で演奏する自身の姿を撮影し、その動画をインターネット上で公開している。

  • フランスのロックダウン期間中、彼女は、新型コロナウイルスのために閉鎖されているヴェルサイユ宮殿とアラブ世界研究所で演奏した。

新型コロナウイルス時代にふさわしい組み合わせである。生の観客の前で演奏できない音楽家と、来館者を迎えられない豪華な美術館。チェリストのカミーユ・トーマスは、この両者を組み合わせ、困難な時代への慰めとなることを願う作品を生み出した。

彼女は、パリ市内およびその周辺の無人となった美術館の内部を背景に、古典作品のソロ演奏シリーズを行っている。演奏は撮影され、インターネット上に投稿されている。

パンデミック中、彼女はヴェルサイユ宮殿とアラブ世界研究所で演奏してきた。また、来週にはシャンゼリゼ通りに隣接する広大な展示施設であるグラン・パレで演奏する予定だ。これらの会場はすべて、フランスの新型コロナウイルスによるロックダウンのため閉鎖されている。

パリの装飾芸術美術館で10月に行われた彼女の演奏を収めたYouTube動画は、金曜時点で36,575回再生されている。

「これらの映像によって、観客のいない音楽家の孤独や、来館者のいない美術館の孤独を象徴したかったのです」とトーマスは語った。

彼女は今週、装飾芸術美術館の一室でこのように語り、そこで20世紀のフランスの作曲家モーリス・ラヴェルが書いた曲「カディッシュ」を演奏した。

「もちろん、このパンデミックの時代には人々に医療が必要ですが、心のケアも必要なのです」と、クラシック音楽レーベルとレコーディング契約を結んでいる32歳のトーマスは語った。

「芸術と音楽は癒やしであり、この困難な時期を経た後にも、こうした美しさが待っており、今もそこにあり、それを守り抜く価値があると感じることが不可欠だと私は信じています。」

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