「ワクチン接種こそがゲームチェンジャーです。来年の計画を立てるのは難しいものの、私たちの見通しとしては、第1四半期にリスクの高い層への接種を行い、第2四半期には社会のより広い層への接種を行えることを期待しています。」
これは、オーストリアのセバスチャン・クルツ首相の発言である。。同首相は、世界経済フォーラムの12月2日に開催された最新のバーチャル会合「グレート・リセット」で語った。この発言は、英国が新型コロナウイルス感染症の新ワクチンの使用を承認したのと同時期に行われたもので、他の国々も今月中に続くとみられている。
グレート・リセットは、世界経済フォーラムのCOVID対策プラットフォームから生まれた取り組みであり、より公正で持続可能かつ強靭なポストコロナの未来に向けて、経済・社会システムの基盤を共同で、かつ緊急に構築することへのコミットメントである。
水曜日のバーチャル会合には、他にも以下の登壇者が参加した。ステファヌ・バンセル(モデルナ最高経営責任者)、ヘンリエッタ・フォア(国連児童基金(UNICEF)事務局長)、サー・メネ・パンガロス(アストラゼネカ、生物医薬品研究開発担当エグゼクティブ・バイスプレジデント)、ポール・ストッフェルス博士(ヨハンソン・エンド・ジョンソン、執行委員会副会長兼最高科学責任者)。
本セッションにおける主な発言を以下にまとめる。
「2021年に希望の光が見えてくることを願っています。しかし当国では、あと4〜5カ月は困難な状況が続くとみています。」
セバスチャン・クルツ、オーストリア首相
「富裕国がワクチン接種を終えるだけでは不十分であり、世界全体がワクチン接種を終える必要があります。」
サー・メネ・パンガロス、アストラゼネカ、生物医薬品研究開発担当エグゼクティブ・バイスプレジデント
「サプライチェーン、物流、輸送の各分野が連携する必要があります。ワクチンの輸送を最優先すべきです。」
ヘンリエッタ・フォア、国連児童基金事務局長
(UNICEF)
「多くの人々に行き渡らないことは、第1四半期にも第2四半期にも確実に起こり、おそらく年間を通じても続くでしょう。もどかしい状況になると思います。」
ステファヌ・バンセル、モデルナ最高経営責任者
「業界パートナー全体や臨床試験実施機関との協力は、非常に優れたものでした。」
ポール・ストッフェルス博士、ヨハンソン・エンド・ジョンソン、執行委員会副会長兼最高科学責任者
