50を超える国家元首・政府首脳がダボスに集結。その発言内容は

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  • 世界経済フォーラム2025年次総会は、2025年1月20日から24日までスイス・ダボスで開催されました。

  • ダボス2025のテーマは「インテリジェント時代のための協力(Collaboration for the Intelligent Age)」でした。

  • イベントには、多数の国家元首・政府首脳を含む、数百名の著名人が参加しました。

紛争の継続、経済の不確実性、急速な技術進歩が続くなか、国家元首らが世界経済フォーラム2025年次総会に出席するため、スイス・ダボスに集まりました。

サミットのテーマは「インテリジェント時代のための協力」で、130カ国以上から約3,000名の参加者を迎えました。参加者には50名を超える国家元首・政府首脳と、数百名のその他の主要な政府指導者が含まれていました。

国際システムに不確実性が大きく影を落とすなか、総会は開かれました。新たな指導者が就任し、複数の地域で紛争が続いています。ダボスでは、世界の指導者らが、民間セクターの主要な関係者や、市民社会の有力な専門家とともに、対話を推進し、共通の課題に対する持続可能な解決策を生み出すために会合しました。

多くの世界の指導者(米国のドナルド・トランプ大統領、中国の丁薛祥副首相、欧州委員会のウルスラ・フォン・デア・ライエン委員長、アルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領など)は、特別演説を行い、公開対話に参加しました。ドナルド・トランプ、中華人民共和国副首相 丁薛祥、欧州委員会委員長ウルスラ・フォン・デア・ライエン、アルゼンチン大統領 ハビエル・ミレイ(ほか多数)。

各氏の発言内容は以下のとおりです。

ウルスラ・フォン・デア・ライエン、欧州委員会委員長

欧州委員会委員長のウルスラ・フォン・デア・ライエンは、年次総会の開会式で特別演説を行いました。「今日の世界は、今なお以前とほぼ同じくらい結びついています」と述べ、「しかし、新たな対立軸によって分断が始まってもいます」と続けました。

フォン・デア・ライエン委員長は、民間と公共部門のリーダーが協力することを呼びかけ、「世界経済の絆を断ち切ることは、誰の利益にもならない」と指摘しました。

丁薛祥、中華人民共和国副首相

特別演説で、中国の丁薛祥副首相は、各国政府に対し多国間主義の制度を堅持するよう呼びかけるとともに、保護主義的な政策の拡大に警鐘を鳴らしました。「貿易戦争に勝者はいない」と述べました。

「我々は、真の多国間主義を共に堅持し、実践していく必要がある」と丁氏は述べました。「多国間主義は、世界の平和を維持し、人類の進歩を促進する正しい道である。世界が直面する困難と課題を解決するための黄金の鍵である」

オラフ・ショルツ、ドイツ連邦首相

特別演説で、ドイツのオラフ・ショルツ首相は、地政学的な状況が一層複雑化するなか、欧州を強化するための取り組みについて詳しく説明しました。

「予見可能性、誠実さ、信頼性は、ますます困難な状況に直面している」と述べ、同時に世界は「より複雑で入り組んだもの」になりつつあると付け加えました。

シリル・ラマポーザ、南アフリカ大統領

特別演説で、南アフリカのシリル・ラマポーザ大統領は、アフリカにおける新たな機会について詳述し、「アフリカ連合のG20加盟」が世界の協力にとって大きな節目となったと指摘しました。

「協力は、人間の発展の主要な指標の一つであり、人間生活の多くの側面に関わるものである」とラマポーザ氏は述べました。「協力は人類文明の礎である」

ヴォロディミル・ゼレンスキー、ウクライナ大統領

特別演説で、ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシアとの継続中の戦争においてウクライナを支援し、防衛同盟を強化するよう欧州に呼びかけました。

「欧州は、優先事項、同盟、技術開発において、トップの座を争う必要がある」と述べました。

ゼレンスキー大統領は、欧州の安全保障に関して、大陸は「数カ国の首都の善意に頼る」ことはできないと付け加えました。

ファム・ミン・チン、ベトナム首相

ケンブリッジ大学キングス・カレッジのギリアン・テット学長との対談で、ベトナムのファム・ミン・チン首相は、政治的安定の新たな時代、すなわち「スマートな時代」を呼びかけました。

「誰一人取り残さない社会の進歩と平等を確保する必要がある」とチン首相は述べました。

アイザック・ヘルツォーグ、イスラエル大統領

CNNの司会者ファリード・ザカリアとの対談で、イスラエルのヘルツォーグ大統領は、中東およびガザの情勢について議論しました。「我々は歴史的な変化を目の当たりにしている」と述べました。

ヘルツォーグ大統領はまた、ガザの停戦について楽観的な見方を示し、この合意は、より多くの人質が解放されるための「扉を開く鍵」であると指摘しました。

シェイク・モハメッド・ビン・アブドゥルラフマン・アル・サーニ、カタール首相

世界経済フォーラム会長兼CEOのボルゲ・ブレンデとの対談で、カタールのモハメッド・ビン・アブドゥルラフマン・アル・サーニ首相兼外相は、中東の最新情勢について議論しました。

議論の主な話題には、レバノンの政治的変化、ガザの停戦合意、旧体制崩壊後のシリアにおける「新たな章」が含まれました。

アンワル・イブラヒム、マレーシア首相

世界経済フォーラム創設者兼executive chairのクラウス・シュワブとの対談で、マレーシアのアンワル・イブラヒム首相は、東南アジアの最新の政治動向と、世界経済が直面する差し迫った課題について探りました。

イブラヒム首相は東南アジア諸国間の協力について語り、「我々は経済の基礎に注目している」と述べました。

ペドロ・サンチェス、スペイン首相

特別演説で、スペインのペドロ・サンチェス首相は、ソーシャルメディア・プラットフォームが民主主義と社会の分極化に与える影響について議論しました。

「これらのプラットフォームは、人類を結びつけ、『人々に力を与える』どころか、ごく一部の人々の手に権力と富を集中させる結果を招いている」と述べ、「海と同様に、保護され管理されるべきだ」と続けました。

ハビエル・ミレイ、アルゼンチン大統領

痛烈な特別演説で、アルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領は、進行中の社会・経済の変化について語り、「反ウォーク(anti-woke)」運動を称賛しました。

「変化の時が、我々の扉をノックしている」と述べました。

ドナルド・トランプ、アメリカ合衆国大統領

特別演説および主要な最高経営責任者との対話で、米国のドナルド・トランプ大統領は、自らの規制緩和策と企業寄りの政策課題を称賛しました。

「トランプ政権下では、雇用を創出し、工場を建設し、企業を成長させるのに、地球上でここ、古き良きアメリカ以上の場所はないでしょう」と述べました。

その他の世界の指導者

ロベルタ・メッツォラ、欧州議会議長;カリン・ケラー=ズッター、スイス連邦大統領:ニコル・パシニャン、アルメニア共和国首相;イルハム・アリエフ、アゼルバイジャン共和国大統領;アレクサンダー・デ・クロー、ベルギー首相;フェリックス・アントワーヌ・チシセディ・チシロンボ、コンゴ民主共和国大統領; ホセ・ラウル・ムリノ、パナマ大統領;モスタファ・マドブーリ、エジプト首相;アブドゥラティフ・ラシード、イラク大統領;ヴァルセン・アガベキアン、パレスチナ自治政府外務大臣;サイモン・ハリス、アイルランド首相(Taoiseach);ディック・スホーフ、オランダ首相;ディナ・エルシリア・ボルアルテ、ペルー大統領;アンジェイ・ドゥダ、ポーランド大統領;アレクサンダル・ヴチッチ、セルビア大統領;タルマン・シャンムガラトナム、シンガポール大統領;ウルフ・クリステション、スウェーデン首相;アサアド・ハッサン・アル・シャイバニ、シリア外務大臣;パートンタン・シナワット、タイ首相;ハッサン・シェイク・モハムード、ソマリア大統領;およびアントニオ・グテーレス、国連事務総長など。

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