デンマーク政府は火曜日、公共の場で顔を覆った人に罰金を科す計画だと述べた。これにより、一部のイスラム教徒の女性が着用するブルカやニカブを規制するフランスなどの国々に加わることになる。
ナショナリスト政党のデンマーク人民党の支援を受ける中道右派政権は、再犯者に最高1万デンマーク・クローネ(1,658ドル)の罰金を科す法案を提出すると述べた。法案の採決日程は示さなかった。
ブルカやニカブのように顔全体または一部を覆うベールをめぐっては、欧州各地で意見が分かれている。宗教の自由を擁護する人々と、世俗主義者、そしてこうした衣服は文化的になじみがない、あるいは女性抑圧の象徴だと主張する人々が対立している。
「公共の場で互いに会うときに顔を隠すことは、デンマーク社会の価値観や共同体への敬意と相いれない」と、ソーレン・パペ・ポールセン司法相は述べた。
「禁止によって一線を画し、ここデンマークでは互いに顔を合わせることで信頼と敬意を示すのだと明確にする」と同氏は述べた。
この規制は、少数与党連合が法案を成立させるうえで頼りにしているデンマーク人民党の支持を得ている。
連立政権を構成する3党はいずれも、10月にこのような措置への支持を表明した。野党の社会民主党も、女性を抑圧すると同党が主張するブルカなどの衣服の禁止について、原則的な支持を示した。
法案では、顔を覆っていることが判明した人に1,000クローネの罰金を科し、再犯の場合は最高1万クローネとする。
ハロウィーンの仮装やスポーツチームのマスコットの衣装として顔を覆うことは認められると、同省は述べた。
フランス、ベルギー、オランダ、ブルガリア、そしてドイツのバイエルン州は、公共の場で顔全体を覆うベールの着用に何らかの規制を課している。(1ドル=6.0325デンマーク・クローネ)


