世界の軍事支出に関する5つの事実

US soldiers take part in a NATO Saber Strike exercise in Latvia
US soldiers take part in a NATO Saber Strike exercise in LatviaImage: REUTERS/Ints Kalnins
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1949年の創設以来、北大西洋条約機構(NATO)は重要な局面で加盟国を招集し、パートナーシップを強化するとともに、重要課題に取り組んできました。次回の首脳会議は7月11日から12日までブリュッセルで開催されます。加盟国が国内の軍事支出目標を達成しているかどうかをめぐる緊張が高まる中での開催となります。2014年のウェールズ首脳会議で、NATO加盟国は(まだ達成していない加盟国を対象に)10年以内にGDPの2%を防衛費に充てることを目指す「防衛投資誓約」を採択しました。

世界全体の状況を踏まえ、NATO加盟国の防衛支出に関する5つの事実を紹介します。

1. 世界の軍事支出は冷戦終結以降で最も高い水準にあります。 世界の軍事支出の総額は、2017年に1兆7,400億ドルに達したと推定されます。これは冷戦終結以降で最も高い額です。

2. 世界全体の軍事支出のわずか過半をNATOの軍事支出が占めています。 2017年、NATO加盟国の防衛支出総額は9,000億ドルでした。これは世界の軍事支出総額の52%に当たります。

3. NATO欧州加盟国とカナダの支出は、過去3年間で増加しています。 2014年の防衛投資誓約以降、NATO欧州加盟国とカナダの軍事支出の合計は約5%増加しました。

Image: NATO『事務総長年次報告書2017』

4. 5つの加盟国が2014年のNATO支出目標を達成しています。 一部の加盟国で最近支出が増加したものの、現在、29か国のうち2%の支出目標を達成しているのは米国、ギリシャ、英国、エストニア、ポーランドの5か国だけです。

Image: NATO『事務総長年次報告書2017』

5. 2017年、ロシアの軍事支出は減少した一方、米国の支出は横ばいでした。 ロシアの2017年の軍事支出は663億ドルで、2016年より20%減少しました。ロシアの軍事支出が前年を下回ったのは1998年以来初めてでした。米国の軍事支出は2017年に6,100億ドルで横ばいとなり、世界で最も高い額でした。これにより、2010年に始まった米国の防衛支出の減少傾向に終止符が打たれました。

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