雑草を育て、食べ始めるべき5つの理由

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As the global population grows, weeds can become a reliable food source.Image: REUTERS/Lindsay Morris
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  • どの雑草を摘めばよいか分かっていれば、雑草は栄養豊富でおいしく食べられます。

  • 世界人口の増加に伴い、雑草は安定した食料源になり得ます。

  • 炭素を吸収する力は、気候変動への対処に役立ちます。

  • 雑草は土壌の問題を知らせて収量増加を促すなど、農家の助けにもなります。

「まだ美点が発見されていない植物」これは、19世紀の米国の詩人ラルフ・ワルド・エマーソンが雑草を表現した言葉です。彼は本質を突いていたのかもしれません。

雑草は炭素吸収源として働き、気候変動の抑制に役立ちます。Image: Pixabay

世界人口は今後30年間で20億人増えると予測されており、新たな植物性食品を見つけることがますます急務になっています。一方、食肉用の家畜飼育は世界の温室効果ガス排出量全体の14.5%を生み出し、雑草は大気中の炭素を吸収するため、気候変動の抑制に役立ちます。

もちろん、野生植物のすべてが安全に食べられるわけではなく、毒のあるものもあります。食べる前には必ず信頼できる情報源で確認してください。また、多くの国では一部の野生植物の採取を禁じる法律があります。摘む前に確認するのが最善です。

世界経済フォーラムが最近開催したオンラインイベント「善の力としての食料に向けた大胆な行動」では、増える人々を養うために、代替食料源の検討も含め、食料システムをどう改善できるかが議論されました。

ここでは、雑草が未来の食料になり得る5つの理由を紹介します。

1. 育てやすい

コキアの種は、日本料理で薬味として使われます。Image: Pixabay

雑草は過酷な環境でもよく育ち、庭の植物や作物よりもたくましいものです。たとえばコキア、別名「畑のキャビア」は、幅広い温度に耐え、水分がなくても生育する一方で、1株あたり5万個の種をつけます。その種は日本では薬味に使われます。

2. 栄養豊富なものがある

スベリヒユは、驚くほどオメガ3脂肪酸を多く含みます。Image: Pixabay

イラクサは、加熱して刺毛の刺激をなくせば、カルシウム、鉄、マグネシウムに加え、ビタミンCの供給源になります。スベリヒユはサラダに加えるとおいしく、ビタミンが豊富なうえ、オメガ3脂肪酸も多く含みます。

3. 食生活を多様化する必要がある

メキシコ料理ではおなじみのサボテンは、サラダやスムージーにも加えられます。Image: Pixabay

現在、人間の食料として栽培されている植物はわずか120種です。国連食糧農業機関によると、そのうち9種が植物由来のエネルギー摂取量の4分の3を占めています。集約農業による環境負荷を減らすため、専門家は新たな植物性食品を50種類特定しており、藻類やサボテン類などが含まれます。

4. 土壌について、私たちより多くを知っている

畑の雑草は、土壌の状態について何かを伝えようとしています。Image: Pixabay

「雑草は土壌の問題点を示す指標であり、ときには土壌の良い状態も示します」と、チャールズ・ウォルターズは述べています。同氏は『雑草:毒物を使わない防除』の著者です。

たとえば、ブタクサはカリウム不足の兆候であり、ビターワイドは水はけの悪い土壌に生えます。食べられない場合でも、雑草はより多くの食料を育てる助けになります。

5. とてもおいしい

若いタンポポの葉は、ニンジンよりも多くのベータカロテンを含みます。Image: Pixabay

葉を食べるノビルはサラダに強い風味を加えます。甘みのある若いタンポポの葉も同様で、ニンジンよりベータカロテンを多く含みます。抗酸化物質が豊富なスイバはレモンのような風味を加え、ハコベはホウレンソウの代わりに使えます。

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