パトリック・アチ、コートジボワール首相を含む官民のリーダーたちが、アフリカが直面する機会と課題について話し合うため、ダボス2022に集まりました。
議論では、アフリカの若年人口を経済発展や技術成長に生かす可能性と、気候変動の脅威に焦点が当てられました。
ダボス2022で活発なパネル討論の進行役を務めた南アフリカ放送協会のンジンガ・クンタは、21世紀に世界の舞台でアフリカの役割がどのように変化すると考えるか、参加者に尋ねました。
大陸の若年人口がもたらす機会と、若者の可能性を生かさないことによる脅威の双方に強く焦点を当て、クンタはパネリストたちと、アフリカ大陸の今後について探りました。
コートジボワール首相のパトリック・アチは、人的資本を効率的に活用することが国の発展の重要な礎であると、明快に説明しました。「シンガポールのように、ここ数十年で発展を飛躍的に進めた国々を分析すれば、その中核的な強みが人的資本であるという結論に至るでしょう。人々を教育し、リーダーシップの文化を育むことができれば、大きなことを成し遂げられます。若者を適切に教育し、職業生活に備えさせなければなりません。」
アチに同意した、インターネット大手ナスパーズ・サウスアフリカのCEO、フティ・マハニエレ=ダベングワは、アフリカ大陸の人的資本の育成を確かなものにするうえで、民間セクターが果たす役割を強調しました。
「アフリカが地理的にもたらす主な恩恵の一つは、若者です。これを世界規模で生かせれば、多くの国に利益をもたらせます。テクノロジー企業として、私たちは若者の力を引き出すことに力を注いできました。若者が自らの可能性を実現できるよう、デジタルスキルを身につける支援をしています。」
議論の重要なテーマの一つは、アフリカが気候変動に対して脆弱であることでした。パネルは、激しい気象の変化や自然災害がアフリカの発展を大きく妨げる可能性があると合意しました。セプラット・エナジー社の会長、アンブロシー・オルジアコは次のように述べました。「アフリカが排出する炭素の割合は全体の約3%にすぎませんが、その影響を深刻に受けています。上流エネルギー市場では、炭素回収技術を導入し、フレアリングをなくしました。アフリカは気候変動との闘いにおいて世界の優先課題に沿う必要があります。その取り組みでは、解決策を見いだすために官民のパートナーが協力できる余地が十分にあります。」
アフリカ大陸が直面する課題にもかかわらず、パネリストたちはその将来に楽観的でした。全員が、起業家精神を土台に若者の力を引き出すことで、真の経済発展を実現できると合意しました。
マハニエレ=ダベングワは、次のように強調しました。「起業家精神を通じて、経済は成長していくでしょう。テクノロジーによって、起業家ははるかに大きな市場にアクセスできるようになっています。つまり今、アフリカ大陸の計り知れない可能性を本当に解き放てる段階に来ています。」




