世界経済フォーラムの第14回「ニュー・チャンピオンズ年次総会」が、6月27日から29日まで中国の天津で開催される。
約90か国から1,500名以上の参加者が、世界経済にとって重要な時期に集まる。
バルバドスのミア・モトリー首相は、総会の主要な議題の一つである気候危機への「緊急行動」を呼びかけている。
バルバドスのミア・モトリー首相は、各国政府と民間セクターのリーダーに対し、気候変動への対応に向けて直ちに行動するよう求めてきた。首相は、「第14回ニュー・チャンピオンズ年次総会」の一環として行われたパネル「向かい風に立ち向かう:脆弱性の中で成長を再構築する」で発言した。
「まず何より、世界が気候危機に直面していることには、私たち全員が同意していると思います」とモトリー首相は、天津で開催された世界経済フォーラムの会合で述べた。「求められているのは緊急行動です。」
バルバドスは、気候変動の影響を最も受けやすいカリブ海諸国の一つである。近年、同国は大規模かつより頻繁に発生するハリケーンと海面上昇に見舞われ、海岸侵食や大規模な洪水が生じている。
モトリー首相は、気候危機への対応には公的投資と民間投資の両方が必要だと強調した。特に民間セクターは、緩和策と適応策を推進するのに適していると述べた。
「ビーチに面したホテルを例に挙げましょう」とモトリー首相は指摘した。「海岸侵食が深刻になれば、その収益は損なわれるでしょう。」
モトリー首相はさらに、先進国と開発途上国の間での資本の流れ(気候変動対策に必要な「酸素」)を促進することが重要だと付け加えた。
2022年、バルバドスは、気候危機において富裕国が貧困国に対して行う資金供与の方法を改革する計画を発表した。ブリッジタウン・イニシアチブは、同国の首都にちなんで名付けられたもので、多くの国が直面する債務危機を緩和するための緊急流動性の供給と、多国間融資を1兆ドル拡大することを求めている。
この取り組みはと比較されてきた。これは1948年に米国が実施した援助計画で、第二次世界大戦後の西欧の復興を支援するため、130億ドル以上の対外援助を提供した。
「問題は、世界の北側と南側の間で資本の価格設定に深刻な格差があることです」とモトリー首相は天津でのセッションで説明した。「ですから、大きな進展を実現できる分野から始める必要があり、それは金融分野にあると考えています。」
モトリー首相はこの資金を巡る世界的な取り組みを主導しているとされており、先週パリで「新たなグローバル金融協定サミット」を共同開催した。
天津でモトリー首相はさらに、民間部門の資金も重要であると述べ、推定1.5兆ドルが必要になるとの見方を示した。





