Ipsosが世界経済フォーラムのために実施した新たな調査によると、メタバースと拡張現実をめぐる意見は分かれています。
新興国では、その可能性に対する期待がはるかに高くなっています。
しかし、回答者の大半は、メタバースを活用したアプリが今後10年間で日常生活を変えると予想しています。
メタバースが日常生活にもたらす機会や可能性について、世界の人々の意見は分かれています。Ipsosが世界経済フォーラムのために実施した新たな調査によると、29カ国の成人の半数が、メタバースについて知っていると回答し、同程度の人々が、日常生活で拡張現実(XR)を利用することに前向きな気持ちを抱いています。
しかし、この新たなデジタル技術時代への期待は、ほとんどの高所得国より新興国で大幅に高くなっています。中国、インド、ペルー、サウジアラビア、コロンビアでは、3分の2を超える人々がXRの利用に前向きだと答えた一方、日本、英国、ベルギー、カナダ、フランス、ドイツでは3分の1未満でした。
予想どおり、若年成人は新しいテクノロジーを最もよく知っており、最も好意的に捉えています。また、教育水準が高い人ほどメタバースに前向きです。
熱意や認知度には差があるものの、回答者の多くは、今後10年間でメタバースを活用したアプリが人々の日常生活にますます影響を及ぼすと予想しています。人々は、仮想学習、エンターテインメント、仮想の職場環境で最も大きな変化が起こると考えています。
世界経済フォーラムでメディア、エンターテインメント、スポーツの未来形成を担当する責任者、キャシー・リー氏は次のように述べています。「メタバースが日常生活に及ぼす影響への肯定的な見方と高い期待は、その導入に向けた準備が進んでいることを示しています。この機会を生かすには、経済的な可能性を実現し、それに対応するガバナンスの枠組みを、すべての人にとって公正かつ公平な形で整備する必要があります。」
この調査は2022年4月から5月にかけて実施され、21,000人を超える成人の意見を反映しています。





