世界経済フォーラムの第14回ニュー・チャンピオンズ年次総会が、6月27日から29日まで中国・天津で開催されます。
会議のテーマは「起業家精神:世界経済をけん引する原動力」です。
初日のセッション「逆風に立ち向かう:脆弱性の中で成長を再構築する」では、危機のさなかにおける国際協力の重要性が強調されました。
世界経済フォーラムの第14回ニュー・チャンピオンズ年次総会は、経済・政治の主要リーダーが、世界経済の分断を避けながら経済的逆風にどう対処するかという、目下の重要課題を議論する中で開幕しました。
このテーマは、次のセッションで議論されました。逆風に立ち向かう:脆弱性の中で成長を再構築するこのセッションでは、危機と地経学的な不安定さのさなかにおける国際協力の重要性が強調されました。
セッションには、次の方々が登壇しました。ボルゲ・ブレンデ世界経済フォーラム会長、クリス・ヒプキンスニュージーランド首相、ミア・アモール・モトリーバルバドス首相、ンゴジ・オコンジョ=イウェアラ、世界貿易機関(WTO)事務局長、ファム・ミン・チンベトナム首相、そして張玉卓、国有資産監督管理委員会(SASAC)主任。
討議では、さまざまな課題に直面する中で経済成長を促し、経済のデカップリングを助長する力にどう対処するかという重要なテーマが掘り下げられました。
主な見解をいくつか紹介します。
失われた10年に突入しないようにしなければなりません。成長を再び促す必要があります。
ボルゲ・ブレンデ、世界経済フォーラム会長
気候変動への意識が日々高まる世界で、消費者はますますクリーンで環境に優しい製品を求めています。そのため、輸出企業がクリーンで環境に優しいブランドとして国際市場で売り込めることは重要です。ただし、それを裏付けるため、実際にクリーンで環境に優しく、持続可能な方法で生産していることを確実にしなければなりません。
クリス・ヒプキンス、ニュージーランド首相
何よりもまず、世界は気候危機に直面しています。求められているのは緊急の行動です。しかし、酸素がなければ行動を起こせません。その酸素とは資本、すなわち公共部門と民間部門双方の活動を支えるために必要な資金です。
ミア・アモール・モトリー、バルバドス首相
世界的な視点で取り組むなら、世界的な連帯を築き、多国間主義を堅持する必要があります。
ファム・ミン・チン、ベトナム首相
消費を促す新たな成長分野を、さらに創出する必要があります。
張玉卓、国有資産監督管理委員会主任
(SASAC)
成長が鈍化し、貿易も伸び悩むこの状況は、世界がデカップリングや分断に向かえば、はるかに深刻になります。
ンゴジ・オコンジョ=イウェアラ、世界貿易機関事務局長
(WTO)
官民が緊密に連携すべき時があるとすれば、それは今です。北と南、東と西が協力すべき時があるとすれば、それも今です。私たちはこれ以上危機を招くわけにはいきません。デカップリングはそのリスクをもたらします。
ミア・アモール・モトリー、バルバドス首相
詳しくは、セッション全編をご覧ください。こちら。





