栄養不良の人々の数は6年連続で増加し、約7億6,800万人に達した。
世界食糧計画(WFP)のデービッド・ビーズリー事務局長は、ウクライナ戦争によって食料価格が押し上げられていると警告した。
飢餓が最も広がっていたのはアフリカで、人口の2%に影響している。
世界の飢餓との闘いにおける進展は停滞し続けている。昨日(7月6日)に発表された「世界の食料安全保障と栄養」報告書について、世界食糧計画(WFP)のデービッド・ビーズリー事務局長は、ウクライナ戦争による食料価格の上昇がもたらす結果は「前例のない規模での世界の不安定化、飢餓、大量移住」になると述べ、惨事を回避するため世界の指導者に行動を促した。
昨年、世界の栄養不良の人々の数は6年連続で増加し、中位推計で約7億6,800万人となった。高位推計の8億2,800万人の場合、世界人口の10%が飢餓の影響を受けていたことになる(2021年)。
飢餓が最も広がっていたのはアフリカで、人口の20%に影響している。アジアでも人口の9%が影響を受けている。ロシアによるウクライナ侵攻で世界の穀物供給網が混乱した結果、すでに栄養問題に苦しむ国々が主に影響を受けるとみられている。最貧国の多くは穀物の輸入国だからだ。



