アフリカの角地域は、3回連続で雨季が不作となったことにより、40年以上で最も乾燥した状況に直面している。
地球規模の気象パターンからは、今年も同じことが起こりうることが示されており、この地域が観測史上最悪の干ばつに見舞われる可能性があるとの警告も出ている。
この場合、5歳未満の140万人を含む400万人のソマリア人が、年末までに急性栄養失調に陥る可能性がある。
ソマリア南部にあるハビバ・マウ・イマンの農場では、2年間雨が降っていない。家畜は死に、作物は不作に終わった。
白い花の模様が並んだ肩掛けを身にまとった61歳の彼女は、バーデレ町の郊外で支援を求める数万人のうちの一人である。
国連の世界食糧計画(WFP)によると、アフリカの角地域は、3回連続で雨季が不作となったことにより、40年以上で最も乾燥した状況に直面している。
WFPによれば、4月に雨が降らなければ、イマンのような400万人以上のソマリア人が食料の確保に苦労することになる。
「私たちは干ばつから逃れてきました」と、布切れとビニールシートを継ぎ合わせて作られたドーム型の小屋に囲まれながら彼女は語った。「毎日、町中の家々を回って、子どもたちに食べさせるものを何か乞うています。」
ソマリアでは、過去10年間に壊滅的な干ばつが相次いで発生している。
飢饉早期警戒システムネットワーク(FEWS Net)によると、地球規模の気象パターンからは、今年も雨が再び不作となる可能性が高いことが示されており、同ネットワークは、この地域が観測史上最悪の干ばつに見舞われる可能性があると警告している。
病気の息子のベッドサイドにいるアブドゥラヒ・アブドウ・モハメドは、ロバ車で6日間かけてバーデレに到着したが、キャンプが麻疹の大流行に見舞われている状況を目の当たりにした。
4人の子どもすべてが病気にかかった。娘の1人はすでに死亡している。
「これらの人々はすべてを失いました」と、WFPのエルキディル・ダルーム・マフムード国別事務所長は語った。「人間の苦しみは、ヨーロッパであろうと、アフリカであろうと、アジアであろうと、どこであろうと人間の苦しみです……今まさに危機が生じつつあります。」
今年の雨が降らなければ、5歳未満の子ども140万人が年末までに急性栄養失調に陥るとWFPの広報担当者は述べた。
今月初め、気候科学における世界の最高権威である国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、気温の上昇が続く中、今後数十年で熱波、干ばつ、極端な降雨の頻度が増すと述べた。



