2020年版グローバル食料安全保障指数によると、世界の食料安全保障は悪化しています。
同指数は、113か国における食料の手頃さ、供給可能性、品質、安全性、天然資源・レジリエンスの状況を、59の要素で測定しています。
今年の指数では、フィンランドが食料安全保障で首位となり、アイルランドやオランダを上回りました。
パンデミック初期に 買いだめの波が起き、スーパーマーケットの棚が空になった国々の多くは、実のところ地球上で最も高い水準の食料安全保障を有しています。新型コロナウイルス感染症の蔓延当初、スーパーマーケットではお客がパスタや米などの必需食品をまとめ買いし、混乱した光景が見られました。こうした需要の急増は、実際の食料不足を意味したわけではなく、需要が供給を上回ったことによる供給のボトルネックを意味していました。その1年後、スーパーマーケットへの圧力は和らぎましたが、世界の食料安全保障をめぐる問題は依然として続いています。
次の2020年版グローバル食料安全保障指数(英誌エコノミストがCorteva社の委託を受けて作成)によると、複数の要因が組み合わさることで、世界の食料安全保障は各地で悪化を続けています。その要因は、主に集約的農業と気候変動です。パンデミック以前から世界の食料システムには負荷がかかっていましたが、新型コロナウイルス感染症は既存の問題を悪化させ、農家の生活をさらに厳しくしています。グローバル食料安全保障指数は、59の独自の指標に基づき、113か国における食料の手頃さ、供給可能性、品質、安全性、天然資源・レジリエンスの状況を測定しています。2020年に食料安全保障で首位となった国はフィンランドで、アイルランドやオランダを上回りました。ブレグジットによる問題にもかかわらず、英国は6位、米国とカナダはそれぞれ11位と12位でした。



