世界の銀行口座を持たない人々を6つの図表で見る

Venezuelans line up to withdraw cash from an automated teller machine (ATM) outside a Venezuela branch in Caracas December 4, 2015. Polarized Venezuela heads to the polls this weekend with a punishing recession forecast to rock the ruling Socialists and propel an optimistic opposition to its first legislative majority in 16 years. REUTERS/Nacho Doce - GF10000254959
In recent years, 700 million adults have become account holders.Image: REUTERS/Nacho Doce
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世界では20億人が銀行口座を持たず、携帯電話などの端末を通じて金融機関を利用することもできない。

しかし2011年から2014年の間に、成人7億人が口座を保有するようになり、銀行口座を持たない人の数は25億人から20%減少した。これは、世界銀行の「グローバル金融包摂データベース」によるもので、140か国を超える国々の情報に基づいている。

世界銀行のデータによると、銀行口座を持たない成人の20%超は賃金や政府からの給付金を現金で受け取り、発展途上国では多くの人が請求書や学費を現金で支払っている。

2015年のワーキングペーパーは、銀行口座を持たない人の数を減らすうえで、政府と民間企業が「極めて重要な役割」を果たすと述べた。また、決済のデジタル化は、女性のエンパワーメントにも役立ち、女性の経済参加を促すとしている。

金融包摂は貧困削減の鍵とみなされてきた。銀行口座は、事業の立ち上げや拡大、取引の効率性・安全性・透明性の向上、貯蓄の管理に重要な役割を果たす。しかし、貯蓄や口座が国内の格差を必ずしも縮小するわけではなく、世界で最も豊かな国の一部では、富裕層と貧困層の格差が最も大きい。

世界銀行のデータからは、次のことも分かる。

銀行口座がなくても、借り入れができないとは限らない。人々は家族や友人、あるいは掛け売りをする店から、より非公式な形で借り入れている。

成長が期待される地域には、銀行口座を持たない人々の21%が暮らすインドや、約12%が暮らす中国が含まれる。

世界の銀行口座を持たない人々のうち、女性は半数をわずかに上回る55%を占める。

世界で銀行口座を持つ人の割合は、2011年から2014年にかけて51%から62%に増加した。

世界で銀行口座を持たない人々について、図表で解説する。続きをスクロールしてご覧ください。

2014年、OECDの高所得国では成人の圧倒的多数にあたる94%が銀行口座を持っていた一方、発展途上国では54%にとどまった。口座保有者の割合が最も低かったのは中東で、平均14%だった。

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この地図は、人口の15%未満しか銀行口座を持っていない国を示している。

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この地図をさらに詳しく解説する。

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2011年から2014年にかけて、口座を持つ人の数が最も大きく増加した10か国。

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特に発展途上国では、モバイルマネー市場が拡大している。世界の成人のうちモバイルマネー口座を持つ人はわずか2%だが、サハラ以南のアフリカでは成人の12%が口座を持ち、その半数はほかの口座を持っていない。携帯電話で送金を受け取る人の割合が最も高い国々では、商業銀行の支店が比較的少ない傾向もあり、テクノロジーが物理的な障壁の克服に役立っていることがうかがえる。

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最後に、銀行口座を持たない最も一般的な理由として挙げられたのは、十分なお金がないことだった。口座を持たない唯一の理由は必要がないからだと答えた人は、わずか4%だった。

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