テクノロジー業界はいまも男性中心だと示す4つのグラフ

A recent survey found that no single tech giant had achieved gender balance in their workforceImage: REUTERS/Stefan Wermuth
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Facebookの社内理髪店からGoogle本社の無料バスシステムまで、テクノロジー業界は先進的な職場の集まる場所として知られてきました。しかし、こうした業界の先駆者たちは、意外な分野で遅れをとっています。それはジェンダー平等です。

このStatistaのグラフは、業界を代表する8社の従業員全体に占める女性の割合が低いことを示しています。最も状況が悪いMicrosoftとGoogleでは、女性が全従業員の3分の1に達するのも困難でした。

Image: Statista

管理職ではなく、実際にテクノロジー関連の仕事に就く女性の数はさらに少なくなります。Twitterでは、技術職のうち女性が占めるのはわずか15%です。

調査対象となった企業のうち、従業員構成で男女比が均等に達している企業は一社もありませんでした。企業によって状況に差はあるものの、いずれも管理職や技術職に就く女性が少なすぎます。

McKinseyが2016年に発表した報告書によると、テクノロジー業界の初級職に占める女性の割合は37%(全体の調査対象では45%)で、上級管理職に昇進したのはわずか25%でした。経営幹部層にまで達した女性は、わずか15%でした。

2015年、S&P 500企業の役員、上級職、管理職に占める女性の割合は25%でした。グラフに示されたテクノロジー企業8社の女性管理職比率はこの数字と同程度か、それを上回る企業もありますが、2030年までにジェンダー平等を実現するという国連の目標には遠く及びません。

STEM分野の人材不足の背景

多くの国でジェンダー平等への取り組みが停滞し、後退している国さえあるなか、世界経済フォーラムの2016年版『世界男女格差報告書』は「進展を加速させるための新たな行動」を呼びかけました。

Image: 世界経済フォーラム

同報告書は、科学技術分野で女性を増やす必要性を強調しました。現在の格差は男女平等の実現を妨げる現実的な障壁であると指摘し、「第4次産業革命の時代には、STEM分野の職業が最も需要の高い職業の一つになると予測されている」と述べています。

現在、STEM分野における世界の男女格差は47%に上ります。STEM科目を専攻して卒業する学生は、男子全体の30%に対し、女子全体では16%です。

人材供給の課題

STEM分野の男女格差は、幼い頃から始まることが研究で示されています。PricewaterhouseCoopers(PwC)は最近、性別による格差を調べるため、英国の高校生と大学生2,000人に聞き取り調査を行いました。その結果、テクノロジー分野でのキャリアを検討すると答えた女子学生はわずか27%で、男子学生の61%を大きく下回りました。また、それを第一志望に挙げた女子学生はわずか3%でした。

現在、STEM分野における世界の男女格差は47%に上ります。STEM科目を専攻して卒業する学生は、男子全体の30%に対し、女子全体では16%です。

Image: PWC

米国の調査では、この傾向はさらに幼い段階、つまり中等教育から始まっており、テクノロジー分野の「アドバンスト・プレイスメント」試験を受ける生徒のなかで、女子が著しく少ないことが明らかになりました。

Image: Harvard Political Review

しかし、Harvard Political Reviewの調査では、女性がSTEM科目の試験を受けた場合、男性と同等の能力を発揮することが確認されました。

認識が持つ力

親の影響も要因の一つです。OECDの報告書によると、親は「能力が同じであっても、娘より息子にSTEM分野の職業に就くことを期待する傾向がはるかに強い」といいます。同報告書では、チリ、ハンガリー、ポルトガルの親の50%が息子にSTEM分野の仕事を期待する一方、娘にも同じ期待を寄せる親は20%未満でした。

こうした態度はどの国にも共通するわけではありません。たとえば韓国では、その差はわずか7ポイントです。このことは、変化が可能であり、すでに一部の国で進み始めていることを示しています。

親や学校が果たす役割に加え、業界自身が改めるべき認識の問題もあります。PwCの調査対象となった学生のうち、テクノロジー業界で有名な女性の名前を挙げられたのはわずか22%でした。一方、有名な男性の名前なら3分の2が挙げられました。

Facebookの最高執行責任者(COO)であるSheryl Sandbergは、テクノロジー業界でよく知られた女性の一人です。しかし業界には、Bill Gates、Mark Zuckerberg、Elon Muskと同じくらい誰もがすぐに思い浮かべる女性リーダーは、まだ生まれていません。

Image: REUTERS/Ruben Sprich

最近のForbesの記事によると、YouTubeのCEO Susan WojcickiやIBMのCEO Virginia “Ginni” Romettyのように、非常に大きな影響力を持つ地位にありながら、あまり知られていない女性は数多くいます。

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