スコットランドは現在、すべての女性に生理用品を無償で提供しており、そうした措置を講じた世界初の国となった。
この法律により、タンポンと生理用ナプキンは、コミュニティセンター、ユースクラブ、薬局などの指定された公共の場所で無料で入手できるようになる。
これは「生理の貧困」に取り組むうえで重要な一歩である。
児童慈善団体プラン・インターナショナルの調査では、英国の少女の10%が生理用品を購入する余裕がなかったことがわかった。
スコットランドは11月24日、すべての女性に生理用品を無償で提供し、「生理の貧困」に対抗するためにそうした措置を講じた世界初の国となった。
すべての女性への生理用品の無償提供
この措置により、タンポンと生理用ナプキンは、コミュニティセンター、ユースクラブ、薬局などの指定された公共の場所で入手できるようになり、納税者にとっての年間推定費用は2,400万ポンド(3,200万米ドル)に上る。
「生理用品(無償提供)(スコットランド)法案」は全会一致で可決され、スコットランドのニコラ・スタージョン首相はこれを「女性と少女にとって重要な政策」と呼んだ。
「この画期的な法律に賛成票を投じられたことを誇りに思う。必要とするすべての人に生理用品を無償で提供する世界初の国がスコットランドとなった」とスタージョン氏はツイッターに投稿した。
審議中、法案提出者である労働党のスコットランド選出国会議員モニカ・レノン氏は次のように述べた。「次のタンポンや生理用ナプキン、再利用可能な製品をどこで手に入れればよいか、誰も心配する必要があってはならない。
「スコットランドが生理の貧困を歴史の中に葬り去る最後の国となることはないが、最初の国となる機会はある」と彼女は述べた。
2018年、スコットランドは学校、カレッジ、大学で生理用品を無償提供する世界初の国となった。
児童慈善団体プラン・インターナショナルが2017年に実施した調査によると、英国の少女のおよそ10%が生理用品を購入する余裕がなく、その結果として多くの少女が授業を欠席していると、運動家は警告している。
英国では生理用品に5%の税が課されており、この税率は特定の製品に税率を定めた欧州連合(EU)の規則に起因すると当局は説明している。
英国がEUを離脱したことを受け、英国のリシ・スナク財務相は2021年1月に「タンポン税」を廃止すると表明したが、生理用品の無償化は依然として遠い目標にとどまる可能性がある。