アリアナ・ハフィントン氏は、女性が伝えない限り、企業は女性従業員が何を必要としているのか必ずしも分からないと語る。
「女性は、自分にとって何が大切か、遠慮なく声を上げるべきです」と、ハフィントン・ポストの元編集長で、現在はスライブ・グローバルのCEOを務める同氏は、パネル討論で語った。討論は、ニューヨーク・タイムズ」のウィメン・イン・ザ・ワールド・サミットで木曜日に開催された。ハフィントン氏はさらに、スライブ・グローバルの女性従業員の多くが、通常は仕事と重なる早朝に子どもを学校へ送りたいと望んでいると話した。
「チームがそれを把握していれば、電話会議などに合わせて、それに応じたスケジュールを組めます。でも女性たちは、自分が『マミー・トラック』に分類されるのではないかと感じ、言い出すのをためらってきました」と同氏は述べた。
しかし、その懸念には根拠がないとは言い切れない。女性は出産後、職場で不利益を被ることが多く、これは一般に「母親ペナルティ」として知られている。研究によると、新米の母親は能力や仕事への意欲が低いと見なされ、男性や子どものいない女性に比べて、より高い職業上の期待を課される一方、採用や昇進の機会は少ない。
同じパネルに登壇したボストン・コンサルティング・グループのマネージング・ディレクター、ミキ・ツサカ氏は、男性が家事を手伝うことの重要性を強調した。女性は家事に男性のほぼ2倍の時間を費やしていることが分かっている。女性は家事の大半を担うことを期待されがちで、すでに仕事を持っている場合、それに加えて家事がもう一つの「仕事」になってしまうこともあると、ツサカ氏は述べた。
実際、米労働統計局が2015年に実施した調査のデータによると、米国全土で平均的な一日に家事をすると回答した女性は50%で、男性はわずか22%だった。この不均衡は女性の健康を損なう可能性がある。
仕事と生活のバランスを改善する方法について、パネリストでYouTubeのCEOを務めるスーザン・ウォジスキ氏は、男性に協力を呼びかけた。「男性リーダーには、あらゆる場面で女性を受け入れ、支えてほしいのです」と同氏は述べた。「さまざまな男性が手を差し伸べ、支えてくれたことで、私は恩恵を受けてきたと感じています。」
