世界経済フォーラムは、「Global Gender Gap Report 2022」を発表しました。
報告書の主な調査結果を、いくつかの図表で紹介します。
世界の上位10か国から、今なお残る格差まで。
世界経済フォーラムは、最新の「Global Gender Gap Report」を発表しました。2022年版によると、現在の進捗ペースでは、ジェンダー平等の実現までに132年かかる見通しです。
これは、ジェンダー平等の実現まで136年かかるとされた2021年版からわずかに改善しています。しかし、新型コロナウイルス感染症のパンデミックがもたらした影響とその後遺は依然として大きく、パンデミック以前はジェンダーギャップの解消まで1世紀と見込まれていました。
今年の報告書の調査結果を理解する手がかりとして、主な図表をいくつかご紹介します。
ジェンダーギャップ報告書2022:世界で最もジェンダー平等な国々
アイスランドは12年連続でランキング首位であり、ジェンダーギャップの90%超を解消した唯一の国です。
格差の現状
報告書の最新版によると、世界全体のジェンダーギャップの68.1%が解消されました。しかし、前述のとおり、2021年以降の進展はわずか4年分にとどまっています。
世界経済フォーラムはジェンダーギャップ解消に向けて何をしているのでしょうか?
変化のペース
ただし、残された格差の大きさは地域によって異なり、進展の速度にも差があります。
政治分野の格差は依然として大きい
進展のペースはサブ指数によっても大きく異なります。教育達成度と健康・生存では格差の90%超が解消された一方、政治的エンパワーメントで解消されたのはわずか22%で、2021年から順位に変化はありません。
指導的立場に就く女性
今年の報告書は、業界別に指導的立場で残るジェンダーギャップを取り上げています。指導的役割に採用される女性の割合は着実に増加していますが、その動きはすべての業界に等しく反映されているわけではありません。
非政府組織・会員制組織(47%)など、ジェンダー平等の実現に近い業界もありますが、格差が根強く残る業界もあります。エネルギー(20%)、製造業(19%)、インフラ(16%)は、最も遅れている側に位置しています。




