米国の大学ではあらゆるレベルの幹部職で男女格差が続く、報告書が指摘

Two women at a whiteboard.
Women hold only a fifth of leadership positions at top US research universities.Image: UNSPLASH/ThisisEngineering RAEng
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  • Eos Foundationの新たな報告書によると、米国の主要研究大学では、女性が幹部職に占める割合はわずか5分の1にとどまる。

  • 女性は過去40年間、男性より多くの学位を取得してきたにもかかわらずだ。

  • 採用プロセスにおける暗黙のジェンダーバイアスに取り組むには、大学理事会が公平性への長期的な公約を公表する必要があると、報告書は指摘している。

米国の主要研究大学の幹部職のうち、女性が占めるのはわずか22%だと、Eos Foundationの新たな報告書は伝えている。有色人種の女性の状況はさらに厳しく、その割合はわずか5%だ。女性の学業面での成功を考慮すると、この数字は一層際立つ。米国では過去40年間、女性が男性より多くの学士号を取得し、過去35年間では修士号を、過去15年間では博士号をより多く取得してきた。

調査対象となった公立・私立の130校のうち、60校には女性学長が就任したことがなかった。順位では、カリフォルニア大学サンタクルーズ校、ニューヨーク市立大学(CUNY)の大学院・大学センター、ニューハンプシャー大学(UNH)が、それぞれ1位、2位、3位となった。Forbesによると、女性の登用が進まない理由には、採用プロセスにおける多様性の欠如や構造的なバイアスがある。「女性的」とされる学術研究に対する暗黙のバイアスも、女性の活躍を妨げる障壁だ。これは、スタンフォード大学教育大学院の研究でも明らかになっている。

報告書の著者であるAndrea Silbert、Magdalena Punty、Elizabeth Brodbine Ghoniemは、次のように記している。「明確にしておきたい。権力の格差は『パイプライン』の問題ではない。私たちの調査では、学部長と教務担当副学長全体の約40%を女性が占めており、学長の75%はその中から選ばれることが分かった。学長職に就く女性が大幅に減ることは、頂点まであと一歩のところで、今なお構造的な障壁に直面していることを示唆する。」変化を実現するため、Eos Foundationは大学の理事会と学長に対し、公平性への長期的な公約を公表し、進捗を示す年次報告書を作成するよう求めている。

米国の大学では、引き続き男性が最上位の職に就いている。Image: Statista
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