ビジネスが最も容易な国はこちら

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労働者の不当な扱いの防止であれ、 環境の保護であれ、インフラの効率的な維持や企業への行動責任の追及であれ、規制は世界各地でさまざまな形をとっています。つまるところ、規制の核心的な目的はビジネスを行う自由にありますが、多くの場合、規制の水準が高かったり政府の過剰な介入や干渉があったりすると非効率になりかねません。世界銀行はその干渉の度合いを測定した「Doing Business 2020」を公表しました。この報告書は190の経済圏におけるビジネス活動に関する規制の変化を調査したものです。その結果、規制の水準が効率性を最も高め、ビジネスを行う自由を支えている国々のリストが作成されました。

この分析では、事業を開始する容易さ、建設許可の取得、労働者の雇用など、さまざまな要因を検討しました。ニュージーランドは最高スコアを獲得し、事業開始に要する期間がわずか0.5日と最も短く、事業開始に必要な手続きの数もジョージアと並んで最少である点が注目されます。 シンガポールは2位の高スコアを獲得し、国境を越えた規制遵守において優れた成績を収めました。その好例が輸出時の国境手続きの所要時間で、都市国家であるシンガポールでは平均10時間であるのに対し、カメルーンやコートジボワールでは200時間を超えています。

米国は6位につけ、英国はブレグジットの経済的影響への懸念にもかかわらず8位でした。今年度の指数で最も改善が見られた国は、サウジアラビア、ヨルダン、トーゴ、バーレーン、タジキスタン、パキスタン、クウェート、中国、インド、ナイジェリアでした。これらの国々は合わせて2018/19年に59件の規制改革を実施し、世界全体で記録された改革の5分の1を占めました。ベネズエラ、エリトリア、ソマリアは、ビジネスを行う環境として最も劣る国に位置付けられました。

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