MPWインサイダーズ・ネットワークは、ビジネス界をはじめ各分野の著名人が、キャリアやリーダーシップに関する時宜を得た質問に答えるオンラインコミュニティです。今回の「男性ばかりの場で、女性が真剣に受け止めてもらうには?」への回答は、Ruder FinnのCEO、キャシー・ブルームガーデンが寄せています。
男性ばかりの場では、女性の声が届きにくいことがあります。手を挙げれば指名されるでしょうが、それだけで本当に議論の場に加われているとは限りません。自分の意見が対話につながらないこともあります。男性の同僚が発言すると議論が巻き起こり、自分もほとんど同じことを言ったのに、なぜ誰も耳を傾けなかったのかと思うこともあるでしょう。
私の経験では、参加するグループの役職レベルが高いほど、声を届けるのは難しくなります。もちろん例外は数多くあります。「古き良き男同士のネットワーク」が急速に薄れ、女性の意見が重視されない場も減りつつありますが、管理職の女性の多くは、いずれ男性ばかりの場で唯一の女性の声となる難しさに直面します。人によっては気後れする状況です。しかし、自分の声と長年の経験がふさわしい影響力を発揮できるよう、この状況を乗り切るための戦略はいくつかあります。
あなたの声は大切です。自信を持って発言しましょう
その場にいるのは、自分に提供できるものがあるからだということを忘れないでください。自分の専門分野について自信を持って話し、目の前の課題に実質的な貢献をしましょう。それだけで十分というわけではありませんが、最低限必要なことです。前のめりになり、一歩踏み出し、議論の進行を助けましょう。
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誰も支えてくれないなら、いっそう努力しましょう
私は本当の意味でのメンターに恵まれたことがなく、キャリアを後押ししてくれた人の支援について話す人を聞くと、うらやましく思います。しかし、女優のジュリア・ロバーツの言葉を聞いて、心に残りました。メンターの重要性がよく語られる一方で、ジュリア・ロバーツは、誰も自分のために声を上げてくれないことの利点についてこう述べています。「……人生を形作るのは、素晴らしい教師だけとは限りません。素晴らしい教師がいないことが人生を形作る場合もあります。無視されることも、称賛されることと同じくらい、人にとってよい場合があるのです。」
彼女の言うとおりです。もう少し努力しなければならないとき、自分を大きく成長させ、潜在能力を超える成果を上げる機会を得られます。そして、最も失望したり、期待を裏切られたりしたときこそ、課題に立ち向かえることがよくあります。
自分らしさを生かして、周囲と差をつけましょう
「服装が人を作る」という言葉は誰もが知っています。しかし現代では、目立つ存在にしてくれるのは服装ではなく、特別な資質、独自の知識、人とのつながりです。私は、中国とロシアについて学んだ経歴と両言語の語学力が、参入の難しい市場に進出しようとする企業に対して強みになると、いつも感じていました。ビジネスキャリアを始めたばかりの人が、こうした市場に精通しているのは珍しいことでした。それが自分を周囲と差別化する助けになったと思います。
自分ならではの強みを見つけ、それを自分のものとして生かしましょう。独自のスキルを磨けば、自分の資質や個性、そして自分の視点の特別さがさらに際立ちます。
それでもうまくいかなければ、自分の道を切り開きましょう
今いる環境が女性にとって居心地のよいものでなく、最善を尽くしても状況が変わらないなら、次へ進む時期かもしれません。市場が急速に変化し、ビジネスモデルが変わり、多くの機会が生まれる世界に私たちは生きています。今の環境で道を見つけられないなら、勇気を出して自分の道を切り開きましょう。自分に合った新しい進路を描いてください。
