アルゼンチンの経済におけるジェンダー格差にどう取り組むか、副大統領が語る

A woman has the symbol for women painted on her face during a protest against femicides and violence against women in Buenos Aires, Argentina, June 3, 2017. REUTERS/Marcos Brindicci - RC1C5A493B60
It's not too late to change, says Vice President Gabriela MichettiImage: REUTERS/Marcos Brindicci
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歴史を通じて、女性たちは権利を勝ち取り、尊敬を得て、権力の座に就いてきた。

今年、アルゼンチンは、議会が女性に投票権を認めた1947年9月9日から70年を迎える。これは、女性たちが長年闘い、獲得してきた数多くの権利の一つにすぎない。

ジェンダー平等に向けて大きく前進してきたものの、状況によっては男女間の不平等が今も続いていることは広く知られている。

長い間、女性は社会から周縁化されてきた。今日もそれが続く国がある。女性たちは、女性ならではの豊かさをもたらすのではなく、男性優位の社会モデルに適応してきた。

共に取り組む

世界には、あらゆる生活の場面で男女が共に働くことが必要だ。どちらも重要であり、一方が他方に取って代わる必要はない。リーダーシップに女性的も男性的もないと理解すべきだ。リーダーシップには、それを担う人の個性や刻印が表れる。

女性の特性は、より人間味のある文化を築く助けとなる。それが、女性の公的生活への貢献が非常に重要である理由の一つだ。女性の協働は、社会、経済、政治の各分野に恩恵をもたらす。

例えば、女性を採用して要職に登用することが企業に大きな利益をもたらすと示されている。国際通貨基金によると、女性が多い企業では収益が34%増加する。

アルゼンチンには女性CEOがもっと必要

同様に、労働力に占める女性の割合が高まれば、世界のGDPを最大12兆ドル押し上げる可能性があることも実証されている。しかし、アルゼンチンの企業の半数以上には、経営幹部に女性がいない。すべての人にとってより良い社会にするため、この割合を変えなければならない。

また、公共政策の策定にも女性の参加が必要だ。この点について、アルゼンチン国会が女性議員の割合が高い世界20の議会の一つに数えられている(193議会中16位)こと、そして選挙で選ばれた要職に就く女性もほかに多くいることを誇りに思う。今日、アルゼンチンの国内総生産の40%は女性知事が管轄していると言える。

女性の特性は、移民、社会福祉、薬物、医療、環境といった今日の深刻な課題の解決に役立つため、生活のあらゆる分野に女性が関わる必要がある。こうしたすべての分野で、社会における女性の存在感が高まれば非常に有益であり、効率性と生産性の基準だけに従って社会が組織されるときに生じる矛盾を浮き彫りにする助けとなる。

世界の才能の半分

さらに、女性は直感力に優れ、コミュニケーション能力、共感力、柔軟性、組織力が高いと認められており、それらは誰もが恩恵を受ける社会変革を生み出す。おそらく男性以上に、女性は人を心で見るからこそ、一人ひとりの人間を認める。さまざまなイデオロギーや政治体制とは切り離して人を見ることができる。他者の偉大さと限界を認め、手を差し伸べて助けようとする。

今日、社会が抱える最大の問題の一つは、女性や少女に対する暴力だ。多くの人が今も、蔑まれ、周縁化され、性的嫌がらせを受け、さらには奴隷のような境遇に置かれるという非常に困難な状況にある。女性に対するあらゆる種類の攻撃を根絶するため、男女が力を合わせなければならない。共に取り組み、教育を通じて尊重と連帯の価値を育み、被害者に寄り添う必要がある。

女性の潜在力は計り知れず、さまざまな形で実証されてきた。世界の才能の半分が生かされなければ、世界はあるべき進歩を遂げられない。今、私たちにはそれを実現する機会がある。逃さず、私たちが望む変化を起こそう。

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