ポルトガル、3月に電力の100%超を再生可能エネルギーで発電

Portugal’s monthly renewable energy production exceeded power demand on the mainland last month.Image: REUTERS/Jose Manuel Ribeiro
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業界団体の報告書によると、ポルトガルでは少なくとも過去40年間で初めて、3月の月間再生可能エネルギー発電量が本土の電力需要を上回った。同報告書は火曜日に発表され、今後これが傾向として定着すると予想していると付け加えた。

ポルトガル再生可能エネルギー協会と持続可能な地球システム協会の報告書は、送電網運営会社RENのデータを引用し、先月、再生可能エネルギーが本土の電力消費量の103.6%を賄ったと述べた。

再生可能エネルギーによる発電量の割合。Image: Atlas

化石燃料発電所も電力供給を補うため短時間稼働したが、その分は再生可能エネルギーの発電量がより多い別の期間に十分相殺された。

「先月の達成は、近い将来、より頻繁に起こるようになる事例だ。2040年までに、再生可能エネルギーによる発電は、費用対効果の高い方法で、ポルトガル本土の年間総電力消費量を賄えるようになると予想される」と報告書は述べた。

「これらのデータは、ポルトガルの電力部門における歴史的な節目を示すだけでなく、再生可能エネルギーが、国の電力需要を完全に満たすための安全で実用的な電源として信頼できることを示している。」

これとは別に火曜日、政府は発電事業者に支払われていた供給保証の補助金を停止した。年間約2,000万ユーロ相当で、その大半は待機状態に置かれた化石燃料発電所に支払われていた。

3月の月間電力消費量のうち、水力発電ダムが55%を占め、次いで風力発電が42%だった。大西洋に長い海岸線を持つポルトガルは、風力発電の大規模利用で早くから先駆的な役割を果たした国の一つだった。

ポルトガル海洋大気研究所によると、3月の降水量は月平均の4倍に達し、国内で長く続いた深刻な干ばつが終息した。豪雨により、ダムの貯水池の大半で水位が80%を超えるまで回復した。

再生可能エネルギーによる発電は、ポルトガルの二酸化炭素排出量を180万トン削減し、同国の貿易収支の改善にも寄与した。

卸電力市場の1日平均価格は、前年の43.94ユーロから39.75ユーロ/MWhに下落した。前年は干ばつの影響で、再生可能エネルギーが電力需要のわずか6%しか賄えなかった。

ポルトガルの電気料金は欧州連合(EU)で最も高い水準にある。(取材:Andrei Khalip、編集:Axel Bugge、Hugh Lawson)

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