この週刊まとめでは、過去7日間の主要な環境ニュースをお届けします。
主なニュース:バイデン大統領、コロラド州の異例の冬季山火事の現場を訪問へ。ノルウェーでは新車販売の65%をEVが占める。ブラジルのコーヒー畑に豪雨。
1. 世界各地の環境ニュース
米国のジョー・バイデン大統領は金曜日、コロラド州を訪れ、被害の状況を視察する予定です。デンバー近郊の2つの町を襲った、異例の冬季山火事は先週、数千人の住民を避難させました。強風にあおられたマーシャル火災では2人が行方不明となり、死亡したとみられています。同州史上最も破壊的なこの火災は、12月30日から31日にかけて1,000棟を超える住宅を焼き尽くしました。
台湾最大の年金基金は、幹部がアジア初となる気候変動に特化した株式運用委託と述べる、23億ドル規模の運用委託を開始する見通しです。世界の金融セクターに環境配慮型投資を支援するよう求める圧力が高まっています。
ドイツは日曜日、欧州連合(EU)が一部の天然ガス関連エネルギー事業を「グリーン」投資に分類する計画を歓迎しましたが、原子力発電事業にも同様の分類を適用する提案には反対すると強調しました。ドイツは原子力発電からの撤退完了に向け、12月31日に残る6基の原発のうち3基を停止しました。2011年に日本の福島で原子炉が炉心溶融を起こした後、撤退を加速させていました。
マレーシアでは日曜日、7つの州が洪水に見舞われ、数千人が避難しました。国家災害管理庁によると、これにより、先立つ2週間の大雨による被災者は合計12万5,000人を超えました。
カリフォルニア州で大規模な大晦日の未処理下水流出が発生し、当局によると、ロングビーチ市は近隣の海岸にある遊泳区域をすべて閉鎖しました。
異例のアラスカの冬季の暖かさにより、日中の気温は華氏60度(摂氏15.5度)を超え、通常なら厳しい寒さとふわふわした雪に見舞われる時期に、豪雨が降りました。
2. ノルウェーの自動車販売の65%をEVが占める
2021年、ノルウェーの新車販売のほぼ3分の2を電気自動車が占め、テスラが自動車ブランド全体で最多販売となりました。同国は、ガソリン車とディーゼル車の販売を世界で初めて終了するという目標を追求しています。
人口540万人のノルウェーは、世界で電気自動車の割合が最も高い国です。一方、人口14億人の中国は、世界最大の自動車市場です。
石油産出国のノルウェーは、内燃機関(ICE)に課される税をバッテリー式電気自動車(BEV)に適用しないことで、ゼロエミッション車への転換を促してきました。
この減税措置により、2022年には新車販売全体に占める電気自動車の割合が80%に達する可能性があります。ガソリン車とディーゼル車の販売を2025年までに終了する期限を前にした動きです。ノルウェーの新車販売台数は2021年に25%増え、過去最高の17万6,276台となり、そのうち65%が完全な電気自動車でした。この市場シェアは2020年の54%から上昇しました。
3. ブラジルのコーヒー畑を豪雨が襲う
ブラジル中東部では激しい雨によりコーヒー畑やその他の作物が冠水しました。国内の農業地域が気候の激しい変動に見舞われる中での最新の被害で、これまでに壊滅的な霜害や干ばつも起きています。
ブラジルの主要なコーヒー生産地であるミナスジェライス州北部では、平年の4倍を超える雨が降っています。ただし、他の異常気象とは異なり、雨が増えたことで最終的にコーヒー農園の土壌状態が改善する可能性もあります。
世界最大のコーヒー生産国ブラジルは、昨年、90年間で最悪の干ばつに見舞われ、その後、数十年ぶりの強い霜害が発生しました。12月下旬には北東部バイーア州で雨により20人以上が死亡する一方、最南端では乾燥が続き、大豆の収穫量が大幅に減少しました。
世界経済フォーラムは気候変動に対してどのような取り組みを行っているのでしょうか?
ミナスジェライス州北部のピラポラで460ヘクタール(1,136エーカー)のアラビカコーヒー農園の管理を手伝うエウスタキオ・ゴンサルベス氏によると、この地域では10月以降の降雨量が1,000ミリ(39.37インチ)を超えています。
「通常は、1年を通じてもこれほど降りません」と同氏は語りました。
雨が多すぎると、まだ青いコーヒーの実が落ち、生産量が減少します。また、機械が木々の間を通れず、適切な農作業ができなくなるため、病害虫がより速く広がる原因にもなります。
ゴンサルベス氏は、農園の収量は当初予測の1ヘクタール(2.47エーカー)あたり50袋から、60キログラム入りの袋で約40袋に減ると見積もっています。

