職場での対立は避けられませんが、ほかのタイプより衝突しやすい性格もあります。
『ウォール・ストリート・ジャーナル』の最近の記事によると、チームで働くアドバイザーが増えたことで、職場での対立が現在、高水準に達している金融会社もあります。
こうした不和に対処するため、ある企業であるウェルズ・ファーゴは、従業員が否定的な感情に対処できるよう、ビジネス心理学者でアドバンテージ・コーチング創設者のティム・アージニー博士を招きました。
アージニー氏はBusiness Insiderに、ビジネスチーム内の対立はしばしば性格の違いに起因すると語っています。
性格には大きく分けて二つの軸があるといいます。衝動的・率直か、几帳面・控えめか。そして懐疑的・質問好きか、温和・受容的かです。
人は次のカテゴリーに分類される傾向があります。
主導型: 衝動的で懐疑的な人です。非常に率直で、すぐに結果が出ることを好む傾向があります。
慎重型: 几帳面で懐疑的な人です。一般に細部を重視し、分析力に優れています。
影響型: 衝動的で温和な人です。グループでの作業を楽しみ、プロジェクトへの熱意を生み出します。
安定型: 几帳面で温和な人です。忍耐強く、職場環境の調和を求めます。
以下は、John Wiley & Sonsの資料をもとに作成した図です。
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アージニー氏によると、対立は通常、正反対の性格タイプの間で起こります。つまり、 主導型と安定型、慎重型と影響型の間で衝突が起こります。
主導型と安定型はしばしば衝突します。主導型の人はあからさまに攻撃的な傾向がある一方、安定型の人は受動攻撃的な傾向があるためです。また、主導型は威圧的、あるいはせっかちに見えることがある一方、安定型は優柔不断で、変化を起こすことにためらいがあるように見えることがあります。
慎重型と影響型の人は、しばしば意見が対立します。慎重型は完璧主義に傾きすぎている、あるいは規則を気にしすぎていると受け取られることがあります。一方、影響型は細部への注意が足りないように見えることがあります。
アージニー氏は、主導型の人は他の性格タイプより対立を経験しやすいとも付け加えています。主な理由は、より自己主張が強いことです。
ビジネスチームに対応する際、アージニー氏は通常、全従業員に性格検査を受けてもらうといいます。その後、同僚との最近の対立を一つ思い出してもらいます。「その80%は、正反対の性格タイプの人との対立です」と同氏は語ります。
多くの従業員にとって、さまざまな性格タイプを理解することは、新たな気づきにつながります。
「ああ、そういうことか、という瞬間です」とアージニー氏は語り、同僚について「あなたはただ動きが遅いだけだと思っていた!」と言う人もいるかもしれないと指摘します。
自分の性格タイプが分かったら、職場での衝突の可能性を最小限にするために、自分の表現方法を調整できます。
たとえば、主導型はより忍耐強くなり、質問を増やすよう努められます。一方、安定型はより積極的に自己主張することに取り組めます。同様に、影響型は聞き上手になり、整理整頓を心がける練習ができます。また慎重型は、より柔軟になり、他者の創造性を促すことができます。
何より重要なのは、性格タイプの異なる人々は単に「世界の見方が異なる」ということだと、アージニー氏は強調します。「正しい、間違っているということはありません。」
この記事は、 Business Insider UKとの協力により掲載されています。掲載は、世界経済フォーラムが見解を支持することを意味しません。
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著者: シャナ・リボウィッツはBusiness Insiderの戦略担当記者です。
画像:2007年8月6日、ムンバイの証券会社で、コンピューター画面に表示された株価指数を見つめる株式仲買人。ロイター/Punit Paranjpe。


