世界最強のスーパーコンピューターはこれだ

a picture of Fujitsu Fugaku's supercomputer.
Fugaku is nearly three times more powerful than the world's second most powerful supercomputer.Image: Fujitsu/Riken
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  • スーパーコンピューターは、多数の変数が関わる複雑なシミュレーションの実行に使われます。

  • 一般的な用途には、経済、環境、神経学のモデリングのほか、新型コロナウイルスの変異や感染拡大の分析があります。

  • 日本のスーパーコンピューター「富岳」は、世界最強です。

6月、日本のスーパーコンピューター「富岳」は競合機を次々と追い抜き、世界最強の計算機を対象に研究プロジェクト「Top500」が発表する年2回のランキングで首位を獲得しました。富岳は、富士通が理化学研究所と共同で開発したもので、前回首位だった米国のスーパーコンピューター「Summit」のほぼ3倍の計算を毎秒実行できました。

富岳は、毎秒の計算回数(いわゆるテラフロップス)でランキングの首位に立っただけでなく、同プロジェクトがスーパーコンピューターを評価する4部門すべてでも首位を獲得しました。理化学研究所によると、これまでにこの偉業を達成したコンピューターはほかにありません。富岳は、ランキング対象の中でコア数が最も多く、計算の理論上のピーク性能と電力容量も最高でした。

日本の「富岳」が首位に。Image: Statista

スーパーコンピューターは、多数の変数が関わる複雑なシミュレーションの実行に使われます。一般的な用途には、経済や気候のモデリング、神経学の研究、核科学があります。富岳の場合、その計算能力は新型コロナウイルスの研究にも活用されており、具体的には、オフィスや列車の車内などさまざまな環境で、呼吸器由来の飛沫が空気中をどのように移動するかをシミュレーションしています。

世界のスーパーコンピューター上位8機には、デル製が1機、エヌビディア製が1機、IBM製が2機、中国政府が運用する中国製スーパーコンピューターが2機含まれています。IT企業アトスのドイツ製スーパーコンピューター「Juwels Booster Module」は、11月に上位8機に入りました。

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