じっとしていてください。ヴィンセント・ヴァン・ボットがあなたの肖像画を描きます。
そのとおり。高度なロボットは今や、巨匠たちに匹敵する芸術作品を生み出せる。RobotArtギャラリーは、世界で最も創造性豊かなアンドロイドやアルゴリズム(そしてその開発者たち)が生み出した作品を紹介する、見事なコレクションを集めてきた。11日水曜日、3年目を迎えた国際コンテストは、上位10チームを発表した。各チームは作品に対する賞金を手にする。さらに、過去3年間の受賞作品は8月2日から5日までシアトル・アートフェアで展示される。

各チームはさまざまな手法を用い、「ロボットが制作した芸術作品」の解釈には実に多くの方法があることを示した。1位のCloudPainterは、機械学習システムを使い、鮮やかで、ときには奇抜な肖像画や風景画を生み出した。
一方、タイのカセサート大学から参加した銅メダル獲得チームは、画家のまねをするロボットを製作した。画家の筆の位置や動き、筆にかかる力を記録した後、チームのロボットはまったく同じ作品を正確に再現できた。AIアルゴリズムで画像を生成・制作したチームもあれば、新たな絵の具の組み合わせを混ぜるよう設計したロボットや、人間が制作した作品と見分けがつかない作品を生み出すロボットを製作したチームもあった。

「短期的には、デジタルアートの最終制作工程でロボットがより多く使われるようになると思います。特に、細部が多い作品や、同じ要素を繰り返す作品でそうなるでしょう」と、アンドリュー・コヌルはFuturismに語った。彼はアーティストでありエンジニアで、RobotArtの創設者でもある。
彼は、ロボットやアルゴリズムを使うアーティストが、創造性を持つ人間に取って代わるとは考えていない。実際、その反対だ。機械が制作する芸術作品の登場を、カメラの発明になぞらえている。写真は、画家とは異なる種類の画像や作品を捉える、まったく新しい芸術の一分野となった。
しかし、カメラが普及し始めたからといって(芸術制作の過程を民主化したとも言えるが)、画家たちがすぐに筆を置き、夕日に向かって去っていったわけではない。同じように、コヌルはロボットの作品と人間の作品が今後も並んで存在し、それぞれ異なる技能やアプローチを芸術の世界にもたらすと考えている。彼のウェブサイトが述べるように、「美しいものを目にするとき、私たちは皆、恩恵を受けるのです」。
しかし、BANKS-Eが街頭で痛烈な政治批評をタグ付けしたり、アンドロイド・ウォーホルがチーズバーガーを食べたりする姿を見るには、AIとロボット技術が大幅に進歩する必要がある。現時点で人工知能システムは特定のタスクに秀でているが、意識を持つ存在ではない。つまり、ポール・ギアギャンやサルバドール・ダレックがスタジオを借り、R2-デガスやポール=クレイPOと次の傑作に取り組むことはない。
こうしたアルゴリズムやロボットアームは画像を作り出せても、一歩引いてそれを鑑賞することはできない。
むしろコヌルが示唆したように、人間のアーティストや芸術に関心を持つエンジニアが、より優れた、あるいは新しいスタイルの芸術を生み出すための技術ツールを開発していくと考えられる。また、機械による芸術制作を可能にする技術は、それを使いたいと思う人の多くには手が届かない。
「芸術という表現形式の発展を妨げている要因の一つは、手頃な価格の高品質なロボットアームがないことだと思います」と、コヌルはFuturismに語った。彼は、今ごろは1,000ドルから1万ドルの価格帯で高品質なロボットアームが手に入るようになっていると予想していた。
「残念ながら、現在は300ドルのおもちゃと、3万ドルの『入門用』アームの間に大きな隔たりがあります」と彼は付け加えた。「アーティストは、何万ドルものお金を手元に持っていることはあまりありません。」


