NASA創設60周年、節目を彩る象徴的な写真の数々

The United Launch Alliance Delta IV Heavy rocket payload fairing is seen with the NASA and Parker Solar Probe emblems, at Launch Complex 37, Cape Canaveral Air Force Station, Florida, U.S., August 8, 2018. Parker Solar Probe will travel through the Sun’s atmosphere, closer to the surface than any spacecraft before it. Courtesy Bill Ingalls/NASA/Handout via REUTERS ATTENTION EDITORS - THIS IMAGE HAS BEEN SUPPLIED BY A THIRD PARTY. MANDATORY CREDIT.
They've been pushing boundaries since 1958.Image: REUTERS
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正式名称は米国航空宇宙局ですが、そう呼ぶ人はほとんどいません。同局は先日、創設60周年を迎えました。

アイゼンハワー米大統領が1958年7月29日に同局の設立に署名して以来、人類の可能性の限界を押し広げ、歴史を刻み続けてきました。

NASAの60年にわたる歩みから、特に象徴的な写真をいくつか紹介します。

アラン・シェパード、地球を周回した初の米国人に

宇宙飛行士ユーリイ・ガガーリンが1961年4月12日に人類初の宇宙飛行を成し遂げ、その23日後にシェパードが続きました。米国のフリーダム7号マーキュリー・ロケットの打ち上げは何度も延期され、シェパードはカプセル内で4時間以上待たされました。事態を急がせようと、シェパードは管制センターに「ちょっとした問題を片付けて、このろうそくに火をつけてくれ」と言ったことで知られています。

フリーダム7号マーキュリー・カプセル内で、宇宙飛行士アラン・B・シェパード・ジュニアが打ち上げに備えています。Image: NASA
フリーダム7号が1961年5月5日、ケープ・カナベラルから打ち上げられます。Image: NASA

1969年7月20日、ニール・アームストロングが月面を歩いた最初の人類に

アームストロングは月面に降り立ち、「一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍だ」と語りました。彼とエドウィン・「バズ」・オルドリンは、月面で2時間にわたり試料を採取し、データを収集しました。2人が月の静かの海地域を探査する間、3人目の宇宙飛行士マイケル・コリンズはアポロ11号の司令船・機械船で軌道上にとどまりました。

バズ・オルドリンは月面を歩いた2人目の人類です。月着陸船イーグルの脚が見え、オルドリンのバイザーにはニール・アームストロングの姿が映っています。Image: NASA
月から撮影された、地球を捉えた象徴的な写真です。Image: NASA

スペースシャトル初打ち上げ

1981年4月12日、NASAが世界初の再使用可能な宇宙船、スペースシャトル「コロンビア」を打ち上げ、新たな宇宙飛行時代が始まりました。再使用可能な2基のロケットブースターに搭載され、従来どおり垂直に打ち上げられ、飛行機のように着陸しました。

コロンビアがフロリダ州のNASAケネディ宇宙センター、39番複合施設のA発射台に待機しています。Image: NASA
後期型スペースシャトルの1機、アトランティスが、国際宇宙ステーションへの14日間のミッションを成功させた後、2007年にエドワーズ空軍基地へ着陸します。Image: NASA

1984年2月7日、ブルース・マッカンドレスが初の無係留宇宙遊泳を実施

宇宙飛行士ブルース・マッカンドレスは、宇宙船につながれずに宇宙空間を「歩いた」最初の人類となりました。ジェット推進装置により、90分間の宇宙遊泳中、軌道船から離れて自由に移動できました。

宇宙飛行士ブルース・マッカンドレスが地球の上空を自由に漂っています。Image: NASA

飛行中に空中分解するスペースシャトル「チャレンジャー」

1986年1月28日、フロリダ州ケープ・カナベラルから打ち上げられて73秒後にスペースシャトル「チャレンジャー」が大破し、世界に衝撃を与えました。

乗員7人全員が死亡したこの事故を受け、宇宙計画は一時中断され、事故に至る経緯について何年にもわたる調査が行われました。

スペースシャトル「チャレンジャー」が残した排煙の跡。Image: NASA

ハッブル望遠鏡、深宇宙の謎を解き明かす

1990年4月24日、スペースシャトル「ディスカバリー」によって打ち上げられたハッブルは、宇宙最大の望遠鏡です。地球上空547キロメートル(340マイル)の軌道を周回し、太陽光を動力源とするこの望遠鏡は、地球から数十億光年離れた銀河を観測できます。星の誕生と死を詳細に捉えた画像も撮影してきました。

ハッブル望遠鏡が捉えた「創造の柱」は、へび座の一部で地球から7,000光年離れたわし星雲にある、宇宙の塵とガスの柱です。Image: NASA

NASA、火星探査車を送り込み、火星表面の探査に成功

火星探査ミッションでは、複数の火星探査車が赤い惑星に着陸し、表面の探査、分析、記録を行ってきました。現在活動中の探査車キュリオシティは2012年に着陸し、過去に水が存在したことを示す豊富な証拠を火星で発見しています。

火星の表面で自撮りする探査車Image: NASA
探査車が撮影した火星の風景Image: NASA

過去を振り返る一方で、NASAは未来を見据えています。

同局の将来計画には、人工知能(AI)やブロックチェーン技術の研究を通じて自ら「考える」無人宇宙船を開発することや、将来の有人火星探査ミッションを打ち上げるための月面有人基地の建設が含まれています。

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