2014年に別れを告げるにあたり、振り返り、先を見通す時です。皆さんはいかがでしょうか。私にとって今年は、目まぐるしい一年でした。今年だけでも、日常のさまざまな事柄をより便利にし、暮らしに最大の影響をもたらすイノベーションが見られました。
ネットワーク経済はまだ黎明期にありますが、この「超接続時代」の幕開けは、人類史における大きな変革の時代となりつつあります。個人、企業、社会は、かつては不可能と思われていた形で、リアルタイムにつながっています。
ネットワーク経済が2014年に私たち全員を変えた
モノのインターネットとビッグデータが急速に発展し、今や私たちは、人、ビジネス、プロセス、データのすべてがつながる世界に暮らしています。Facebook、Twitter、Weiboなど、お気に入りのソーシャルチャネルを機械が生成するデータと結び付け、そこから得られる集合知を、商品やサービスを提供する企業へと配信することで、価値あるネットワークの活用を広げています。こうして、私たちが愛着を持つブランドとの個別化された体験が生まれます。企業が保有するインフラ、在庫、製造設備は、かつてないほど少なくなっています。また、流動性が高まる労働力の支えもあり、企業はより機敏で収益性の高い組織へと変化しています。従業員は、その時々の最も大きな課題に対応するために迅速に集まり、次の重要プロジェクトへ移るため、同じように素早く解散するようになっています。
2014年に経験した変化の一端をご紹介します。
…そして2015年も、こうした暮らしとビジネスの変革がさらに進むと予測します。
2015年の始まりとともに、波乱に富んだ一年を後にします。ご心配なく。2015年はすでに、私たちの想像力が及ぶ限り、さらなる改善、能力強化、そして豊かさをもたらす兆しを見せています。
2015年のネットワーク経済について、個人的な予測をいくつかご紹介します。
工場の自動化により、プロセスの監視と監督、遠隔管理と最適化、エネルギー管理の最大化を通じて、生産効率が高まるでしょう。コスト削減額は最大5,000億米ドルに達する可能性があります。
医療におけるリアルタイム監視により、専門人材の必要性が減り、コストは1%~2%縮小するでしょう。
在庫管理の改善に用いられるセンサーと精密分析により、小売業者の売上原価は2%低下するでしょう。
生体認証を活用したリスク評価により、医療保険業界のビジネスモデルと利益プールが変革されるでしょう。
スマートグリッドは、分散型電源の開発、より多くのエネルギー貯蔵の必要性、消費者行動の変化を通じて、電力事業のビジネスモデルに大きな変化をもたらすでしょう。
この記事は、 SAP Community Networkとの協力により掲載されています。掲載は、世界経済フォーラムが見解を支持することを意味するものではありません。
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著者:Dinesh SharmaはSAPの従業員です
画像:2011年6月23日、シドニーで撮影された写真イラスト。インターネットのLANケーブルが写っている。REUTERS/Tim Wimborne

