2017年、この元素の価格が急騰

An miner carries raw ore at a former industrial copper-cobalt mine in the Democratic Republic of the Congo
Image: REUTERS/Kenny Katombe
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コバルトは、スマートフォンや電気自動車を動かすリチウムイオン電池に欠かせない元素です。こうした技術への需要が高まるにつれ、コバルト価格は急騰し、今年だけで2倍を超えました。Bloombergによると、2016年のコバルト市場の価値は80億ドルに達しました。

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電気自動車の世界販売台数は63%増加し、2017年には100万台を超える販売が見込まれています。これに伴い、リチウムイオン電池の需要は今後10年間で最大7倍に増えると予測されています。リチウムやニッケルなど、電池に使われる他の元素の価値も上昇する一方、Bloomberg商品指数全体は2017年に4%下落しました。

しかし、世界のコバルトの3分の2は、コンゴ民主共和国で採掘されています。同国の政情不安定さや児童労働の利用は、テクノロジーに支えられた私たちの暮らしを動かすこの元素の倫理性に、厳しい目を向けさせています。コバルトの購入者はすでに、ロシア、カナダ、オーストラリアなどの代替供給源を探しています。輸送のグリーン化が進むなか、コバルト需要の向かう先は一つしかありません。

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