世界の人々はAIについてどう考えているのかを示す5つの図表

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  • 世界経済フォーラムのためにイプソスが実施した新たな調査は、世界28カ国における人工知能(AI)への意識を探っています。

  • 調査では、成人のほぼ3分の2が、AIを活用した製品やサービスによって今後3~5年で日常生活が大きく変わると予想していることが分かりました。

  • また、新興国と高所得国の間に見られる違いも明らかにしています。

新たな調査世界経済フォーラムのためにイプソスが実施した調査によると、世界の成人の60%が、AIを活用した製品やサービスによって今後3~5年で日常生活が大きく変わると予想しています。

同じ割合の人々が、AIを活用した製品やサービスによって生活がより便利になるとも答えていますが、メリットがデメリットを上回ると答えた人は半数にとどまりました。また、AIを利用する企業を他の企業と同じ程度信頼していると答えた人も、わずか50%でした。

「人工知能を信頼するには、AIとは何か、何をしているのか、どのような影響をもたらすのかを、人々が正確に知り、理解する必要があります」と、世界経済フォーラムの人工知能・機械学習部門責任者、ケイ・ファース=バターフィールド氏は述べています。「リーダーや企業は、この技術を導入するにあたり、透明性と信頼性の高いAIを優先課題としなければなりません。

AIが日常生活に与える影響

人々がAIについて考えていること。Image: イプソス

調査対象者のほぼ3分の2が、人工知能とは何かをよく理解していると答えました。

約60%の人々が、AIを活用した製品やサービスによって生活がより便利になると考えており、同じく60%が、今後数年間でAIが日常生活を大きく変えると予想しています。

最も大きな変化が見込まれる分野は、教育、安全、雇用です。

AIによって最も大きな変化が見込まれる分野。Image: イプソス

しかし、それによって生活は良くなるのでしょうか。調査対象者の確信はやや弱く、人工知能を活用した製品やサービスのメリットがデメリットを上回ると答えた人は52%にとどまりました。

一方、AIが生活を向上させると人々が考える分野もあります。ここでも教育がトップとなり、娯楽と交通が上位3分野に続きました。

人々は、AIによって自分や家族の教育がより良くなると期待しています。Image: イプソス

AIへの信頼

最初の図表が示すように、調査対象者のうち、AIを利用する企業を他の企業と同じ程度信頼していると答えた人は半数にとどまりました。

ただし、この調査は、AIへの理解と人工知能を利用する企業への信頼との間に相関関係があることを示しています。また、新興国と高所得国の違いも示唆しています。

AIに対する一般の人々の信頼は、AIへの理解度と結びついています。Image: イプソス

フォーラムは、各国政府によるAI技術の責任ある導入をどのように支援しているのでしょうか。

国による違い

この調査で明らかになった、高所得国と新興国の違いはこれだけではありません。

イプソスによると、新興国の市民は高所得国の市民に比べ、AIに詳しいと答える傾向、AIを利用する企業を信頼する傾向、そしてAI搭載製品やサービスが生活にもたらす影響を前向きに捉える傾向が、いずれも大幅に高くなっています。

新興国では、高所得国よりもAIに対する見通しが前向きでした。Image: イプソス

イプソスは2021年11月19日から12月3日まで、28カ国の成人19,504人を対象に調査を実施しました。

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