私たちはそれぞれ、自分なりの世界観を持つ権利があります。
残念ながら、情報を解釈し、現実を客観的に捉えようとするとき、人間の脳はあらゆる種類の思考上の誤りを犯しやすくできており、それが合理的な判断を下す能力に影響を及ぼすことがあります。
データの処理や批判的思考、現実の認識を妨げる認知バイアスは、全部で180以上あります。
人間の推論に潜む欠陥
こうした人間の基本的な本能を簡単に避ける方法はありませんが、自分たちがどのような誤りをなぜ犯すのかを理解することはできます。
今日のインフォグラフィックは、School of Thoughtから提供されたものです。批判的思考の普及に取り組む非営利団体です。この図解では、現実認識をゆがめる主要なバイアスを24個取り上げ、有用な例も紹介しています。
インフォグラフィックの冒頭に、2人の紳士のイラストがあることに気づいたかもしれません。
気になった方もいるかもしれませんが、あの2人は、この分野への貢献で知られる代表的な社会科学者、ダニエル・カーネマンとエイモス・トベルスキーです。2人は1960年代後半から認知バイアスに関する先駆的な研究を始めただけでなく、その協力関係は2002年のノーベル経済学賞にもつながりました。
現実をゆがめるバイアス
現実の認識をゆがめる、具体的なバイアスの例をいくつか紹介します。
衰退バイアス:
過去を実際より良かったと記憶し、将来はそうなる可能性が高い状態よりも悪くなると予想します。興味深いのは、統計的に見ると今は歴史上でも特に平和で豊かな時代の一つであるにもかかわらず、24時間続くニュース報道にはそれがほとんど反映されないことです。(世界が改善していることを示す良い例として、こちらの6つのグラフをご覧ください)
公正世界仮説:
公正な世界であってほしいという思いから、世界は公正なものだと思い込んでしまいます。もちろん、世界が不公平だと考えるのはつらいものです。しかし、それを理解すれば、人や状況についてより正確に判断できるようになります。
信念バイアス:
ある結論が自分の既存の信念を支持していると、その結論を支持するものなら何でも正当化してしまいます。つまり、新しい情報を進んで検討する代わりに、自分の考えを実際に問い直すことなく、守ろうとする傾向があります。
フレーミング効果:
文脈や伝え方は、話の解釈に大きな影響を与えることがあります。私たちは自分が操作されうることを謙虚に認め、枠づけが批判的思考に及ぼす影響を抑えるよう努めなければなりません。
認知バイアスについてもっと知りたいですか?こちらでは188種類を1枚のインフォグラフィックで紹介しています。








