誰にでも悪い習慣はあります。自分では気づいていなかったり、それが人生やキャリアに及ぼす影響に気づいていなかったりすることもあります。
「実際、多くの人が、人間関係や仕事の流れ、生産性、そして最終的な業績を損なう習慣を持っています」と、シルヴィア・ヘプラー氏は言います。 キャリア開発の専門家であり、『喪失から学ぶリーダーシップ』の著者でもある同氏は、「そうした習慣は、仕事上の将来を台無しにすることもあります」と話します。
キャリアに深刻な悪影響を及ぼしかねない、よくある12の悪習慣や行動を紹介します。
1. 上司を批判する。
陰で悪口を言ったり、面と向かってあれこれ難癖をつけたり、上司を間違っている、情けない、あるいは無能だと決めつけたりすれば、危険な立場に陥ります」とヘプラー氏は言います。「そんなことをしていては、昇進も、その職場に長くとどまることも期待できません。」
2. 新しいことを学べないかのように振る舞う。
何でも知っているという態度を取れば、傲慢だという評判を招くだけでなく、成長や能力開発の機会をつかむ力も妨げられると、同氏は説明します。
3. 他人のせいにする。
「必要なスキルや経験、適切な振る舞い、あるいは健全な判断力が欠けていることを理由に他人を責めると、周囲から付き合いにくい人だと思われます」とヘプラー氏は言います。「好かれない人が出世することはめったにありません。」
4. 感情をあらわにする。
怒りをむき出しにしたり、いら立ちをしつこく訴えたり、劇的に泣いたりするなど、度を越した振る舞いは、上司や部下、同僚に警戒を促すメッセージを送ることが多いと同氏は言います。「感情をコントロールできない人だと思われるかもしれません。それは決してよいことではありません。」
5. 自分にはできないと言い聞かせる。
これは、自ら失敗を招くような考え方です。特定の業務やプロジェクトを達成できないと自分に言い聞かせれば、失敗することは確実だとヘプラー氏は警告します。
6. 不平を言う。
「不平を言い続ける人は、たいてい、解決策の可能性ではなく目の前の問題に意識を向けます」と同氏は説明します。「方針や手順、人々について嘆くのではなく、変えられないことは受け入れるか、前向きな変化に向けた提案をしましょう。」
7. 「完璧なタイミング」を待つ。
「率直に言えば、先延ばしをする人は、やるべきことを、やるべき時にしません」とヘプラー氏は言います。「理想的な状況を待ち続けるなら、いざという時に行動できない人だと思われても仕方ありません。」
8. 自分を劣った存在だと見る。
自信のなさは、キャリアの停滞や不満を招く原因になります」と同氏は言います。「ためらいや受け身な態度、臆病さは、雇用主に敬遠されます。」
もちろん、 自信過剰 も有害になり得ます。
9. 今の仕事を嫌う。
仕事に対する冷笑的な気持ちは、出勤して、給与に見合う水準で働こうとする意欲と能力の両方を損ないます。「感情を中立に戻し、仕事の中で我慢できる側面に集中するのが賢明でしょう」と同氏は提案します。
10. もっとよい仕事は見つからないと思い込む。
「信念が行動を左右することをご存じですか?」とヘプラー氏は問いかけます。「今のあなたには、ほかの誰かが必要とし、求めているスキルや経験があると信じ、自分を信頼してください。」
11. 黙っていることを選ぶ。
革新的なアイデアを胸にしまい込んだり、明確にするための質問を避けたり、会社の悪い方針を受け入れたりするたびに、あなたは都合よく扱える人、あるいは仕事にほとんど関心がない人だというメッセージを送っていると同氏は言います。「職場では、責任を持って積極的に参加する人が評価されるのが一般的です。」
12. 退職まで漫然と過ごす。
もし漫然と過ごしているなら、どのような足跡を残したいか考えてみてください」と同氏は提案します。「今、最低限の努力しかしない姿を見ている人たちは、昨年あなたが何を成し遂げたかを覚えていませんし、気にも留めません。」
改善するには
「職場で自分の足を引っ張る行動に気づくのは、たいていの人にとって難しいことです」とヘプラー氏は付け加えます。「私たちは人間であり、職位や給与にかかわらず、誰もが視野を狭めるものを持っているからです。」
「自分を後退させる習慣や行動を見極める最善の方法は、信頼する人たちから意見を聞くことです」と同氏は言います。毎日、かなり頻繁に関わる同僚と昼食の予定を立てましょう。打ち解けて話せる雰囲気をつくり、その人に率直に話してほしいと頼んでください。その人の観察が、あなた自身と組織全体の双方にどう役立つかを説明しましょう。
「どのような習慣や行動であれ、自分を損なうものは、人々にあなたを嫌い、避け、軽視し、信用しなくさせると理解してください。そうなると、機会はあなたの前を通り過ぎていきます」とヘプラー氏は警告します。
この記事は、 Business Insiderとの協力により掲載されています。掲載は、世界経済フォーラムが見解を支持することを意味するものではありません。
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著者:ジャクリーン・スミス氏は、2014年2月にBusiness Insiderのキャリア担当編集者として加わりました。
画像:株価を確認しながら反応する株式トレーダー。REUTERS/Kai Pfaffenbach。

